美味しくそら豆を食べるには【ゆで方/ゆで時間】が大切!丁寧な薄皮の剥き方など、そら豆についてまとめて徹底解説!
そら豆について
空豆(ソラマメ)には、多数の呼び名(別名)があり、
天豆(テンマメ)/一寸豆(イッスンマメ)とも呼ばれる。
そら豆 旬
早い物は1月頃から見かけるが旬は4月~6月の初夏
そら豆 主な産地
千葉県、鹿児島県、茨城県
そら豆 食べ方
茹で、焼き物、煮炊き物、蒸し物、様々な食べ方を楽しむことが出来る。
そら豆の説明はこれくらいにして
いやぁ~。個人的にそら豆は茹でるが一番!と思っております。
ただ、茹でたそら豆がとにかく旨い!というのは、
間違いないのですが、美味しくそら豆を食べるには、
ゆで方やゆで時間(ゆで加減/ゆで具合)が超大切!!
始めてそら豆を扱う方など、
そら豆は、見た目からか火が通りずらく思われがちで、
長めに茹でてしまう方がとにかく多い。
そら豆は見かけによらず、火の通りがよく短時間で茹であがるのでございます。
そら豆の茹でゆで加減/ゆで具合)を間違えようものなら、
ぐにゃぐにゃとした食感なってしまい、そら豆の味わいが台無しに。
人それぞれ好みが異なることから、それが間違っているということではないのですが、
せっかくのそら豆!
適度に火を通し、なんとも言えない、
そら豆のほろほろとした食感!香りを味わって頂きたい!
そこで、今回!
そら豆の下処理/下ごしらえはもちろん!
【ゆで方/ゆで時間】/本格的な薄皮のむき方(切り目の入れ方)など、
ソラマメについてまとめて解説していこうと思います。
そら豆/下処理/下ごしらえ
そら豆/サヤの開け方/そら豆の取り出し方
1 そら豆のサヤの表面にある、周囲をぐるりと囲うような繋ぎ目に、
指を差し込むようにしてサヤを開き、そら豆を取り出す。
※サヤの中に2~3粒程度、そら豆が入っている。
そら豆/薄皮/切り目の入れ方
2 サヤから取り出したそら豆には、皮(薄皮)がついてる。
そら豆の薄皮に黒っぽい線のようなものが入っている部分がある。
反対側のつるんとした部分に沿わせるように、浅く包丁で切り目を入れる。
コツ!ポイント!
※薄皮に切り目を入れることで火の通りがよくなるのはもちろん。
茹でた際にそら豆に適度な塩気が入る。
※つるんとした方に、浅く切り目を入れる理由としては、
食べる際、切り目から簡単に中身を取り出せるようにするためでもある。
つるんとした側の丸みに沿わせるように、浅く長めの切り目を入れる。
茹で終えたそら豆を軽く摘まむことで、簡単に中身を取り出すことができる。
※薄皮のつるんとした側に、浅く長めの切り目を入れた様子。
そら豆/ゆで方/ゆで時間目安
3 鍋に水、塩(水に対して2%量)を入れ、火にかけ沸かす。
湯が沸いたら、そら豆を入れ1~2分茹でる。
塩茹では基本的に1.5~2%程度の塩分濃度にする。
例/水1000mlに対して塩1.5~2%の15~20g
コツ!ポイント!
※そら豆の粒の大きさは様々あり小さければ一分程度、大きければ2分程度ゆでる。
状況や状態など異なることから、ゆで時間は何分をとするかは難しいが、
これを目安とし、鍋から一粒取り出し味をみてゆで具合を確認する。
※とにかくそら豆は、茹で過ぎ厳禁と言っていいほどゆで加減/ゆで具合が重要なので、途中、必ず確認すること。
4 茹で上がったそら豆をザルなどにあげ水気を切る。
そら豆/薄皮の剥き方
1 そら豆を茹でる際に、切り目を入れている。
切り目を入れた反対側(黒い線が入っている側)を軽く摘まみ、
切り目を入れた部分から、中身を取り出す。
コツ!ポイント!
※切り目が入っていることを知っている/食べ方を知っているならそのままでもよいが、皆が皆、知っている訳ではない。
※丁寧な剥き方として、食べる方が見て分かるようにする場合、
下画像のように黒い線の入っている側の上部分に、
爪を立てるようにして切り目を入れ、そこから薄皮を剥き取る。
薄皮を全部剥き取るのではなく、下画像のように、薄皮の一部をあえて残すように(半分剥き取るイメージ)薄皮を剥き取り器に盛り付ける。
※切り目を入れた反対側を軽く摘まみ、切り目から中身を出した様子。
※爪を立てるようにして薄皮に切り目を入れた様子。
※爪を立て薄皮に切り目を入れ、そこから薄皮を残すように剥いたそら豆の様子。
どうでしょうか?
そら豆をゆでる。
茹でそら豆を食べる。
シンプルだからこそ旨い!
が、しかし!
だからこそ少しのことでも大きな違いがでる。
そら豆の味わいを活かした、旨い!美味しい!【茹でそら豆】!
この機会に是非、お試しください。
焼きそら豆/作り方
様々な野菜や魚介の下処理/下ごしらえ/レシピ/食べ方
それでは皆様、お付き合いありがとうございました!
また、宜しくお願いいたしますぅ。