【板前レシピ】子メロン(摘果メロン)と塩昆布の漬物/レシピ/作り方

これは旨い!子メロンと塩こんぶの漬物のレシピ/作り方、手早くさっと作る方法(時短)などまとめて徹底解説!

子メロン(摘果メロン)はクセも少なく、

ほのかなメロンの香りや甘味が実に旨い!

それは間違いない!

がしかし。

塩昆布を使って子メロンの漬物を作ると、

これがまた実に旨い!

そこで今回!!

漬物容器(漬物押し器)などがなくても、

気軽に美味しい!子メロンと塩昆布の漬物を作る方法や、短時間で手早くささっと子メロンと塩昆布の漬物を仕上げる方法(時短)。

食べ方や盛り付け方など、まとめて解説していこうと思います。

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子メロン(摘果メロン)と塩昆布の漬物/レシピ/作り方

1 好みや状況に合わせた、子メロンの下処理/下ごしらえを済ませる。

※産毛の処理、種やワタの取り方、色出しなど、子メロンの下処理/下ごしらえについて詳しくはこちらをご覧ください。

子メロン(摘果メロン)/下処理/下ごしらえ

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2 各種下処理/下ごしらえを済ませた子メロンを切る。

コツ!ポイント!

※個人的には子メロンならではのカリカリ、パリパリとした食感などの味わいを活かす意味でも、あまり薄く小さく切らずに、ある程度の大きさや厚みをつけて切る。

但し、好みや考え方は人それぞれ異なる。

薄く切ったものが好みなら薄く切る。

小さく切ったものが好みなら小さく切るなど、

好みに合わせてお試しください。

※下画像/産毛の処理、色出しなどを済ませた子メロン(小さめ)。

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※下画像/産毛の処理、色出しなどを済ませた子メロン(小さめ)を切り終えた様子。

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※下画像/皮を剥き、種やワタを取り除き、色出しなどを済ませた子メロン(大きめ)。

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※下画像/皮を剥き、種やワタを取り除き、色出しなどを済ませた子メロン(大きめ)を切り終えた様子。

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子メロン(摘果メロン)と塩昆布の漬物/ボールを使って漬ける場合

1 ボールに子メロンと塩(子メロンに対して1%程度量の塩)、塩昆布(子メロンに対して1%程度量の塩昆布)を入れる。

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2 子メロンに、塩と塩昆布を絡めるように、しっかりと(ムラなく)混ぜ合わせる。

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※子メロンに、塩と塩昆布を絡めるように、全体をしっかりと混ぜ合わせ終えた様子。

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3 子メロン同士が重ならないように注意し、表面にピタッとラップをかぶせる。

コツ!ポイント!

※漬ける際のイメージとしては、表面をなるべく平らにする。

表面を平らにすることで、全体を均一に押しをかけることができる。

漬ける量が少ない場合などは、子メロン同士が重ならないようなるべく広げて置く。

漬ける量が多い場合については、表面が平らになるように重ねて置く。

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4 その上に重ねのきくボール(大きさを合わせる)を乗せる。

上に乗せたボールに重石として、水または適度な重さのある物を乗せる(ボールに入れる)。

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5 重石を乗せたら、冷蔵庫に入れ漬ける(押しをかける)。

子メロンと塩昆布の漬物/漬け時間(目安)

※好み(漬かり具合)や状況(漬ける量、手持ちの道具、重石など)の違いにより、

一概には言えないが、目安としては、

浅く漬かったものが好みなら三時間程度~

しっかりと漬かったものが好みなら一晩程度~

コツ!ポイント!

※漬け時間(押しをかける時間)に関しては、人それぞれ状況により異なるため、一概には言えないが、初めて作る方など慣れるまでは、

まずは1時間なら1時間漬けると設定し、

途中(30分後など)裏返す。

まだ漬かりが浅いと感じたなら、更に1時間追加し同様に漬ける。

そうすることで、次に子メロンを漬けるとき、自分の好みに合わせて仕上げることができる。

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※数時間押しをかけた子メロンの様子。

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6 途中、数回裏返し同様に漬ける。

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※途中、裏返し再度、漬けている様子。

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※途中、数回裏返し、一晩から半日漬けた子メロンと塩昆布の漬物の様子。

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※下画像をご覧頂ければ分かるように、漬物容器(漬物押し器)などを使わなくても、しっかりと漬けることができる。

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子メロン(摘果メロン)と塩昆布の漬物/袋(ジッパー付きなど)を使って漬ける場合

1 子メロン、塩、塩昆布を袋に入れる。

※塩、塩昆布分量については、上記ボールを使って漬ける場合と同様。

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2 子メロンと塩と塩昆布をしっかりと絡める。

コツ!ポイント!

※絡める際の力加減についてだが、優しく(弱く)を意識するとよい。

強く揉むように絡めてしまうと、子メロンが折れる/割れるなどしてしまう恐れがあるだけでなく、塩昆布がボロボロと崩れる原因になる。

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※子メロンと塩と塩昆布を絡め終えた様子。

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3 ジッパー付きの袋に入れた子メロンが重ならないように並べ置き、空気を抜きジッパーを閉じる。

重ねのきくバット(めんき)などの上に置く。

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4 子メロンを入れた袋の上に、大きさを合わせた重ねのきくバットを乗せる。

その上に、適度な重さのある物を乗せ、重石とする。

冷蔵庫に入れ、仕上がりの好みに合わせた時間、押しをかける(漬ける)。

※上記ボールを使って漬ける場合と同様。

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※漬かり具合にムラが出ないよう途中、数回裏返すとよい。

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※下画像/漬け終えた子メロンと塩昆布の漬物の様子。

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※下画像をご覧頂ければ分かるように、手元に漬物容器(漬物押し器)などがなくても、しっかり漬けることができる。

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子メロン(摘果メロン)と塩昆布の漬物/盛り付け方

1 器に子メロンと塩昆布の漬物をそのまま付けても良いが、子メロンと塩昆布を分けて盛り付けると、盛り付けに変化をつけることができる。

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※下画像/子メロンと塩昆布を分けて盛り付けた様子。

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子メロン(摘果メロン)と塩昆布の漬物/手早くささっと仕上げる方法(時短)

1 ボールまたはジッパー付きの袋などに、子メロン、塩(子メロンに対して1%程度量の塩)、塩昆布(子メロンに対して1%程度量の塩昆布)を入れる。

※子メロン(摘果メロン)と塩昆布の漬物/手早くささっと仕上げる方法(時短)のメリット/デメリットについて詳しくは、下記解説をご覧ください。

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2 塩と塩昆布を子メロンに絡めるように優しく揉み、水気が出てしっとりとしてきたら、徐々に力を入れ、しっかりと全体をもみ込む。

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※下画像/徐々に力を入れて揉み込んでいる様子。

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※下画像をご覧頂ければ分かるように、短時間で手早く仕上げることが出来るが、塩昆布がボロボロと崩れ、見栄えは損なってしまう。

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子メロン(摘果メロン)と塩昆布の漬物/手早くささっと仕上げる方法(時短)メリット/デメリット

※メリットとしては、しっかりと揉み込むことで、短時間で子メロンから水気を抜くことができる。

子メロンはしっとりと柔らかく、短時間で手早く、長時間漬けたように味を含ませることができる。

※デメリットとしては、じっくりと時間をかけて漬けたものと比べ、子メロンならではのカリカリ、パリパリとしたような食感を損なう。

また、揉むことで塩昆布がボロボロと崩れ、見た目を損なってしまう。

※個人的に、子メロンと塩昆布の漬物とするのであれば、やはり子メロンならではの味わい(食感など)や、仕上がり(見た目など)を考えると、通常の漬け方をよしとする。

但し、ささっと手早く(即席)仕上げるには、適した方法と考える。

どちらが良い悪いではなく、状況に合わせて使い分けることで、料理の幅を広げることができる。

※下画像/手早くささっと仕上げる方法(時短)で作った、子メロン(摘果メロン)と塩昆布の漬物の様子。

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どうでしょうか?

もうね。

一度食べたらまた作りたくなること間違いなし!?

絶品!子メロンと塩昆布の漬物!

この機会に是非お試しください。

子メロン(摘果メロン)の浅漬け/塩もみの作り方

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子メロン(摘果メロン)のサラダの作り方

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野菜や魚介、肉/各種ホルモンなどの下処理/下ごしらえ/レシピ

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それでは皆様、お付き合いありがとうございました!

また、宜しくお願いいたしますぅ。

【板前レシピ】子メロン(摘果メロン)のサラダのレシピ/作り方

即席でささっと作れる!?子メロンのサラダがとにかく旨い!子メロンのサラダのレシピ/作り方や食べ方などまとめて徹底解説!

子メロンに馴染みのない方も多いかとは思いますが、クセは少なく、ほのかな甘味やメロンの香りが実に旨い!

子メロンの味わいを活かしたサラダが、まさに絶品でございます。

そこで、今回!

子メロンの味わいを活かし、ささっと手早く作れる!?

絶品!!子メロンのサラダのレシピ/作り方、

食べ方などまとめて解説していこうと思います。

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子メロン(摘果メロン)のサラダ/作り方

1 子メロンの下処理/下ごしらえを済ませる。

コツ!ポイント!

※子メロンの下ごしらえについてだが、人それぞれ好みや考え方により異なる。

例えば、皮の食感を活かすなら皮を残す。

皮が気になるのであれば(硬さを感じる)、

皮を剥く。

クセを味わいと感じるのであれば、抜かずに活かす。

クセと感じるのであれば、それらを取り除く。

色鮮やかに仕上げたいのであれば、色出しをする。

今回の解説では、下ごしらえの部分については、省略しています。

好みや状況に合わせた子メロンの各種下処理/下ごしらえ(クセの取り除き方や色出しなど)について、詳しくはこちらをご覧ください。

子メロン(摘果メロン)下処理/下ごしらえ

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2 好みに合わせた下処理/下ごしらえを済ませた、子メロンを切る。

コツ!ポイント!

※切り方に関してだが、何を正しいとするかは人それぞれ異なる。

食べやすくするのであれば、小さく切る。

厚みがあると、食べずらいと感じるのであれば、薄く切る。

但し、個人的には子メロン特有のカリカリ、パリパリとした食感などの味わいを活かす意味でも、あまり小さく(薄く)切らずに、ある程度の大きさ(厚み)に切る。

好みに合わせてお試しください。

※下画像/表面に生えた産毛の処理を済ませ、皮は残して色出しを済ませた子メロン(小さめ)。

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※下画像/下処理を済ませた子メロン(小さめ)を縦半分に切り、向きを変えて厚みをつけて(大きめに)切った様子。

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※下画像/皮を剥き、種やワタを取り除き、

色出しなどの下処理/下ごしらえを済ませた、

子メロン(大きめ)の様子。

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※下画像/上画像の子メロン(大きめ)を切り終えた様子。

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3 ニンニクの皮を剥き芯を取り除く。

好みの幅(厚さ)にスライスする。

※ニンニクが苦手な方は、この工程は省き下解説へお進みください。

※ニンニクの皮の剥き方や芯の取り方など、

ニンニクの下処理/下ごしらえについて詳しくは、こちらをご覧ください。

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4 ボールまたは、ジッパー付きの袋に、

子メロンと塩(子メロンに対して1%~2%程度量の塩)、好みでニンニクスライスを入れる。

子メロンの形を崩さない(折らない/割らない)ように、しっかりと揉み込む。

コツ!ポイント!

※塩の量だが、解説では子メロンに対して1%程度量(弱めの塩気/弱めの塩味)にしている。

この段階でしっかりと塩気を利かせてもよいが、2%程度量の塩を使うと、人によっては塩気が強く(塩っからい/しょっぱい)感じる場合がある。

塩気を抑えて塩揉みを仕上げることで、後から味を調整することができる(ドレッシングを使う場合など)。

※揉み方のコツだが、最初から力を入れて揉み込んでしまうと、子メロンが崩れてしまう(割れる/折れるなど)恐れがある。

最初は全体に塩を絡めるように優しく揉み、子メロンから水気が抜け、しっとりと(柔らかく)なり始めてから、徐々に力を入れて揉み込むとよい。

※解説では、ご家庭で作ることを考慮し、

ボールではなく、ジッパー付きの袋を使い塩揉みをしている。

理由としては、洗い物などの手間を省くことができるだけでなく、ニンニクを使った場合、手に臭いがつくことを防ぐことができる。

※下画像/ジッパー付きの袋を使い、塩揉みをしている様子。

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※下画像/塩揉みを終えた様子。

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※解説では、1%程度の少なめの塩を使い塩揉みをしているが、しっかりと揉み込むことで、短時間で水気を抜き、子メロンをしっとりと柔らかくし、味を含ませることができる。

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子メロン(摘果メロン)のサラダ/盛り付け/食べ方

1 塩もみを済ませた子メロンとニンニクスライスの水気を切る。

コツ!ポイント!

※個人的な考え方として、人それぞれ好みもあることから、塩揉みとして味わうのであれば、必ずしも水気を切らなければならないということではない。

但し、サラダのようドレッシングをかける場合など、

ある程度の水気を切っておかないと、水気が多くびちゃびちゃとしたような仕上がりになってしまうだけでなく、全体の味にしまりがなくなってしまう(ぼやけてしまう)。

しっかりと水気を切る。

水気を切らない。

軽く水気を切るなど、好みに合わせて色々とお試しください。

2 器に子メロンとニンニクスライスを見栄えよく盛り付ける。

3 オリーブオイル適量をかけ、

好みでブラックペッパー(粗挽き)、塩適量を振りかける。

コツ!ポイント!

※食べ方についてだが、必ずしもオリーブオイル、塩、ブラックペッパーを使う必要はない。

ご家庭にある各種ドレッシングを使うなど、好みに合わせて色々とお試しください。

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どうでしょうか?

初めての方など、下ごしらえなどに若干の難しさを感じてしまうかもしれませんが、

慣れてしまえば驚くほど簡単に!?

さっさと手早く絶品!子メロンのサラダを作れること間違いなし!?

この機会に是非お試しください。

子メロン(摘果メロン)の浅漬け/塩もみの作り方

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様々な野菜や魚介、肉/各種ホルモンなどの下処理/下ごしらえ/レシピ

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それでは皆様、お付き合いありがとうございました!

また、宜しくお願いいたしますぅ。

【板前レシピ】子メロン(摘果メロン)の浅漬け/塩もみのレシピ/作り方

子メロン(摘果メロン)が旨すぎる!シンプルに仕上げる浅漬けや塩もみがこれまた旨い!子メロンの浅漬け/塩もみのレシピ/作り方などまとめて徹底解説!

子メロン(小メロン/摘果メロン)って美味しいの?

食べ方分からないし、また今度でよいか。

気になって買ったはよいけど、どうやって食べるんだろう?

なんか美味しい食べ方ないかなぁ。

なんて方が居るとか居ないとか。

ちょっと待った!

馴染みない方も多いかと思う子メロン(摘果メロン)。

クセも少なく、ほのかな甘味やメロンの香りがなんとも堪らない。

子メロンの香りや食感などの味わいを活かして、シンプルに仕上げた浅漬けや塩もみが、これまた絶品!!

そこで今回!

子メロン本来の味わいを活かした浅漬けや、短時間でさっと作れる塩もみのレシピ/作り方、食べ方などまとめて解説していこうと思います。

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子メロン(摘果メロン)/下処理/下ごしらえについて個人的な考え

※下処理/下ごしらえについてだが、

人それぞれ好みや考え方が異なることから、

子メロンに限らず、一つの食材に一つの下ごしらえとは考えることはない。

皮を硬いと感じるなら皮を剥く。

皮の食感を活かしたいと考えるなら、皮を剥かずに使用する。

香りやクセのようなものを味わいと考えるなら、あれこれせずに食材を活かす。

クセと感じるならそれらを取り除く。

色味が気にならないなら色出しを省く。

色鮮やかに仕上げたいのであれば、色出しをするなど、下処理/下ごしらえについても状況や好みに合わせる必要がある。

子メロン(摘果メロン)/下処理/下ごしらえ

※子メロン(摘果メロン)のクセの取り除き方(アク抜き)や皮の剥き方、色出しなど下処理/下ごしらえについて詳しく解説している記事がございますので、こちらをご覧ください。

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1 子メロンの下処理/下ごしらえを済ませ、好みに合わせた大きさ(厚み)に切る。

コツ!ポイント!

※個人的に子メロン特有のカリカリ、パリパリとした食感などの味わいを活かすことを考えると、あまり薄く切らずに、ある程度の厚み(幅)をつけて切る。

子メロンの切り方(大きさ/厚みなど)については、好みに合わせてお試しください。

※下画像、産毛の処理や色出しなどの下処理を済ませた子メロン(小さめ)。

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※下処理を済ませた子メロン(小さめ)を縦半分に切った様子。

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※縦半分に切った子メロンを厚みをつけて横に向けて切った様子。

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※下画像、皮を剥き縦半分に切り、種やワタを取り除き、色出しを済ませた子メロン(大きめ)の様子。

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※子メロン(小さめ)と同様に切り終えた様子。

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子メロン(摘果メロン)塩もみ/作り方

1 ボールまたは、ジッパーのついた袋に

子メロンと子メロンの重量に対して1%~2%程度量の塩を入れる。

コツ!ポイント!

※解説では、子メロンに対して1%程度量の塩を使っている。

2%程度以内であれば、美味しく食べることができるとは思うが、人によっては、塩辛さを感じてしまう。

塩気を抑えて仕上げることで、後から塩を足す、少し醤油をかけるなど、好みの味(塩気)に調整することができる。

※解説では、ご家庭で作ることを考慮し、ジッパー付きの袋を使用している。

量が多い場合などは、ボールなどを使った方が効率がよいと考えるが、

少量の場合やご家庭で作る場合など、ジッパー付きの袋を使うことで、周囲を汚さず、

洗い物などの手間を減らすことができる。

好みや状況に合わせてお試しください。

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2 子メロン全体に塩を絡めるように、軽く揉む。

徐々に力を入れるように、しっかりと全体を揉みこむ(塩もみ)。

コツ!ポイント!

※最初から、ギュッギュッと力強く揉むと、子メロンが折れて(割れて)しまい、仕上がりの見栄えを損なってしまう。

塩もみのコツとしては、初めは優しく揉み、

水気が抜けしっとりしてきたら、徐々に力を入れて揉むようにするとよい。

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※下画像、塩もみを終えた様子。

ご覧頂ければ分かるように、塩を使い子メロンを揉む(塩もみ)ことで、水気が抜ける。

塩もみをすることで、子メロンを短時間でしっとりと柔らかく、味を含ませることができる。

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子メロン(摘果メロン)ニンニクを使った絶品アレンジ(浅漬け/塩もみ)

1 ニンニクの皮を剥き芯を抜き、好みの厚さにスライスする。

※ニンニクの下処理/下ごしらえについて詳しくは、こちらをご覧ください。

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コツ!ポイント!

※個人的に、子メロンはニンニクとの相性が良い考える。

子メロンの塩もみや浅漬けに、ニンニクスライスを加えるだけで、また違った味わいを楽しむことができる。

好みに合わせてお試しください。

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2 子メロンの塩もみを作る場合、子メロン、塩適量、ニンニクスライスをジッパー付きの袋またはボールなどに入れ揉み込む。

浅漬けなら、適度な重さの重石を乗せる(押しをかける)。

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※ニンニクスライスを入れ、塩もみしている様子。

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子メロン(摘果メロン)浅漬け/漬け方

1 子メロンと塩(子メロンに対して塩1%~2%程度量の塩)、好みでニンニクスライスをジッパー付きの袋または、ボールなどに入れる。

塩を満遍なく絡ませるように、混ぜ合わせる。

コツ!ポイント!

※漬物容器(漬物器)などがなくても、バットやボールなどを上手に使うことで、代用することができる。

※解説では、塩の量は子メロンに対して1%程度量にしている。

塩気を薄めにすることで、後から味を足すことが可能になる。

その他の理由としては、浅漬けとして食べるだけでなく、後から様々な料理に合わせやすい(アレンジしやすい)。

※ジッパー付きの袋を使う場合は、重ねのきくバットなどの上に、子メロンが重ならないように広げておく。

その上に、バットを重ねて重石とする。

重ねたバットの上に、物を置くことができ重さ(重石の重さ)を調整することができる。

ボールを使う場合も同様に、子メロンを広げるようにおき、その上に重ねのきくボールを乗せる。

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※バット(めんき)の上に、塩とニンニクスライス、子メロンを入れたジッパー付きの袋をおき、その上に重ねのきくバット(めんき)を乗せた様子。

押しをかける時間だが、重石の重さや食材の量、好みの漬かり具合により異なることから、一概には言えないが、個人的には一晩程度押しをかける。

浅く漬かったものが好みなら三時間程度、押しをかけるなど、好みに合わせてお試しください。

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※一晩程度押しをかけて仕上げた様子。

下画像をご覧頂ければ分かるように、子メロンに塩を振り押しをかけておくことで、

子メロンから水気(水分)が抜ける。

一晩程度、押しをかけておくことでしっかりと子メロンに味が入る(しっかりと漬かる)。

どれくらい水が出るのか、どれくらい漬かっているのかなど、食材や重石(押し)の違い、塩の量などによっても異なる。

漬かりが甘い、水気の抜け具合が少ないなど、

やり方(作り方)が分かれば、いくらでも調整することができる。

水気が思うように抜けないのであれば(抜ける水分が少ない)、重石の重さを増やす。

塩を増やすことでも水気を抜きやすくすることができる(漬かり具合に関しても同様)。

状況や好みに合わせて色々とお試しください。

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子メロン(摘果メロン)浅漬け/塩もみ/盛り付け方/食べ方

1 器に見栄えよく子メロンの浅漬け/塩もみを盛り付ける。

ニンニクのスライスも使っているなら、

一緒に盛り付けてもよい。

コツ!ポイント!

※解説では塩気を抑えた、子メロンの浅漬け/塩もみに仕上げている。

そのままでも、もちろん美味しく味わうことができるが、軽く醤油をかけるなどしても、

また違った味わいを楽しむことができる。

好みに合わせてお試しください。

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どうでしょうか?

子メロンの香りや食感などの味わいを活かし、

あれこれせず、シンプルに仕上げた浅漬けや塩もみが、とにかく旨い!

少しアレンジしてニンニクを加えてみても、

これまた旨い!

正に絶品!子メロンの浅漬け、塩もみ!

この機会にお試しください。

野菜や魚介、肉/各種ホルモンなどの下処理/下ごしらえ/レシピ

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それでは皆様、お付き合いありがとうございました!

また宜しくお願いいたしますぅ。

【板前レシピ】子メロン(小メロン/摘果メロン)の食べ方

子メロンを色鮮やかに仕上げる色出しや臭みやアクの抜き方(取り方)など下処理/下ごしらえ/食べ方についてまとめて徹底解説!

子メロン(摘果メロン)について

子メロン(摘果メロン)とは

メロンを大きくするため/大きなメロンを収穫するため摘果した(間引いた)小さなメロンのこと。

子メロン(摘果メロン)読み方/呼び名

主な読み方/呼び名として

子メロン(こめろん)

小メロン(こめろん)

摘果メロン(てきかめろん/てっかめろん)

子メロン(摘果メロン)旬

子メロンの旬をいつとするかは難しいところだが、一般的には初夏とされる。

子メロン(摘果メロン)についての説明はこれくらいにして

子メロン?摘果メロン?見たことあるけど、どうやって食べるんだろう?

一般的に市販されているメロンは食べたことあるけど、どんな味するんだろう。

皮も食べられるって聞いたことあるけど本当?

下処理、下ごしらえってどうすれば良いんだろう。

大きめの食べてみたけど、なんか口に残るんだよなぁ。

クセがないって聞いたけど、青臭いような。

アク?エグミを感じるような。

うーん。どうにか取る方法ないのかなぁ。

せっかく食べるなら臭みやエグミもなく、色鮮やかに仕上げたいんだよなぁ。

なんて方が居るとか居ないとか。

ちょっと待った!

食べたことないなぁ。

お店に行って食べたことはあるけど、実際どうやって食べるんだろう?

なんて方も多いかとは思う子メロン(摘果メロン)!

実はかなり美味しい絶品食材なのであります。

どんな味かを表現するのは、難しいのですが、ふわっと優しいメロンの香りやほのかな甘味!

カリカリパリパリとしたような、食感がこれまたよし!

それでいて、強く気になるような青臭さ(臭み)やアク、エグミもないときたもんだ。

が、しかし!

子メロンはエグミや青臭みなどのクセも少ないから、皮もそのまま食べられる!

切ってそのまま料理すれば大丈夫!

簡単に料理することができる!

なんて耳にすることもありますが、

個人的には本当にそうなの??

子メロンがそういう物だと思って、そうしているだけでは?

一手間加えて下処理/下ごしらえをしたことある?

それが良いか悪いかは別として、何でも簡単に済ませようと思えば、簡単に済ませられるものです。

ただ簡単って言葉を使っているだけでは?

なんて思ったりもするのでございます。

大きめの物など、皮の味をみてみれば分かるのですが、硬さや青臭さ、クセ(エグミ)のようなものを感じるのもこれまた事実!

それも旨みだ!そのままでも気にならない!

のであればそれでもよいのかも知れませんが、皆が皆それを良しとするかは別の話!

料理は正解が一つではない!

これがまた面白くもあり難しいところでもあるのでございます。

子メロンはこういう物だと、何も気にせずただ料理するのではなく、一手間加えることで、色鮮やかに仕上げたり、臭みやクセ(アク)を取り除くことができるとしたら、試してみる価値あると思いませんか?

せっかくなら皆様の好みに合わせて、食材を美味しく食べて頂きたいのでございます!

そこで今回!

子メロン(摘果メロン)の色を鮮やかに仕上げる方法(色出し)や

青臭さやエグミの取り方(アク抜き)などの、

下処理/下ごしらえはもちろん!

子メロン(摘果メロン)の食べ方などについてまとめて解説していこうと思います。

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※参考までに異なる大きさの物を用意している。

下画像のように、一般的に市販されているメロンと比べると小さいく、どれも手のひらに収まるような大きさではあるが、

子メロン(摘果メロン)として市販されている物の中にも大小がある。

※違いについては、下記解説をご覧ください。

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子メロン(摘果メロン)下処理/下ごしらえ

1 子メロンの表面についた汚れをしっかりと洗い落とす。

※流水を当てながら表面についた汚れを洗い落としている様子。

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2 洗い終えた子メロンの水気をキッチンペーパーや布巾などでしっかりと取り除く。

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3 両端(ヘタの部分)を切り落とす。

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子メロン(摘果メロン)皮を剥く必要がある?ない?について

大きめな子メロン(摘果メロン)について

※人それぞれ好みや考え方があることから、一概には言えないが、個人的な考え方としては、

大きめの子メロンについては皮を剥く。

但し、食べる方の好みに合わせて、剥かずに又は一部を残して使用することもある。

※大きめな子メロンの皮を剥く。剥かない。

の違いについてだが、あまりにも子メロンが大きく皮がかなり硬い。傷んでいるなどを除き、一般的に市販されている子メロンは、表面の硬さを感じる皮が、とても硬くて食べられないということはないと考える。

但し皆が皆、気にならない硬さとは考えていない。

子メロンの表面の皮特有のパリっとしたような食感を活かすなら、皮を残す。

全部残すと硬さを感じるのであれば、一部皮を剥く(包丁やピーラーなどを使い縞模様のように表面の皮を剥くなど)。

※硬さ以外の皮を剥く理由としては、皮の味をみれば分かることだが、青臭さやエグミなどのクセを感じる。

これら子メロン特有のクセを旨みと捉える方であれば、皮を残したまま使用すればよいが、

小メロン特有のクセが苦手な方や気になる方などは、表面の皮を剥くことである程度のクセを取り除くことができる。

大きめな子メロン(摘果メロン)/皮の剥き方(皮を剥く場合)

1 子メロンの両端(ヘタ)を切り落とす。

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※両端(片側)の様子

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※両端を切り落とした様子

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2 表面の皮を包丁またはピーラーで剥く。

コツ!ポイント!

※皮を剥く理由としては、実際に皮の味をみてみれば分かるが(噛んでみる)人によってだとは思うが、硬さや青臭さ、エグミなどを感じる。

子メロン特有のクセが気になるようなら、皮を剥き取ることで、これらを取り除く(抑える)ことができる。

※青臭さやエグミ(クセ)をより取り除く方法は下記にある青臭さ(クセ)の取り除き方/色出しの解説をご覧ください。

※包丁で剥くのが難しいようなら、ピーラーを使うことで簡単に剥くことが出来る。

但し、あまり深く皮を剥いてしまうと、せっかくの色味が損なわれてしまうので、なるべく果肉を剥いてしまわないように(色味を残すように)表面の硬い皮のみを薄く剥き取るイメージで剥くとよい。

※皮を剥いている様子。

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※一部皮を剥いた様子。

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※表面の皮のみを剥き取るイメージで薄く皮を剥き終えた様子。

コツ!ポイント!

※全て剥かずに一部(縞模様)残して剥くことで、パリっとした皮特有の食感を活かすことが出来る。

皮を剥かない。完全に剥く。一部皮を残すなど、好みに合わせてお試しください。

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3 皮を剥き縦半分に切り種とワタを取り除く。

子メロンの表面に塩を振りかける。

コツ!ポイント!

※この工程(塩を使う)に関しては、色味を気にせずクセを感じないのであれば省いてもよい。

好みや考え方については、人それぞれ異なるため何を正解とするかは難しい。

好みや状況(炒め物にする場合など)に合わせて、色々とお試しください。

※種やワタの取り方などについては、大きめ、小さめの子メロンの下ごしらえに違いがあるため、詳しくは下記解説をご覧ください。

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4 振りかけた塩で表面(皮を剥いた面)を適度な力加減で満遍なく擦り、そのまま置いておく。

コツ!ポイント!

※塩を使うことで、適度に子メロンの水気を抜くことが出来る。

何分置いておけばよいというのは難しいが、数分置くことで、表面に水気が浮き上がって来たのを確認することが出来る。

適度に水気を抜くことでもクセ(アク)をある程度取り除く(抑える)ことが出来る。

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※表面に塩擦り(刷り込ませるように)、そのまま少し置いた様子。

表面に水気が浮き上がり、塩で子メロンの表面を擦る前と比べると、色味が鮮やかになっているのを確認することが出来る。

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小さめな子メロン(摘果メロン)について

※個人的な考えだが小さめな子メロンの場合、基本的に皮を剥かずに使用する。

但し、皮の表面を確認すると細かな産毛が生えている。

塩を使い皮表面についた産毛の処理をすることで、産毛を取り除くことができるだけでなく、ある程度ではあるが、色よく青臭さやアクを取り除くことができる。

青臭さなどのクセや硬さを感じるのであれば、食べる方の好みや仕上がりのイメージに合わせて、皮を剥き使用すればよい。

 

 

小さめな子メロン(摘果メロン)/皮の表面についた産毛の取り方(落とし方/皮の処理)

1 子メロンの両端(ヘタ)を切り落とす。

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※両端(ヘタ)を切り落とし終えた様子。

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2 子メロンに塩を振りかける(まぶす)。

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3 子メロンの上に手を乗せ、まな板に擦りつけるよう手を上下に動かす。

そのまま手を横に移動させ、子メロン全体を満遍なく板ずり(塩ずり)する。

コツ!ポイント!

※板ずり(塩ずり)をすることで、表面の産毛を取り除く、青臭さを抜くことが出来る。

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※板ずり(塩ずり)をしている様子。

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※端の方に丸みがあり、全体を満遍なく板ずり(塩ずり)することが難しいようなら、無理にまな板に擦りつける必要はない。

下画像のように、子メロン表面を指で擦り、産毛を取り除く(落とす)。

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※板ずり(塩ずり)を済ませ終えた様子。

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※その他、食材の板ずり(塩ずり)に関しては、下記解説記事をご覧ください。

itamae-recipe.com

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子メロン(摘果メロン)の種は取る必要がある?ない?について

※人それぞれ好みや考え方があることから、一概には言えないが、個人的な考え方としては、

大きめな子メロンの種とワタは取り除く。

小さめの子メロンについては、仕上がりのイメージや好み、用途に合わせて、決めればよいと考える。

大きめな子メロン(摘果メロン)について

※切って確認すると分かるが、大きめの子メロンについては、種もしっかりとして、一般的に販売されているメロンのように、ワタがとろっとしている。

種は口辺りも悪く、とろっとしたワタ部分は、果肉の部分の食感とも異なる。

果肉の食感や子メロンの味わいを活かすことを考えると、種はもちろん。

ワタもしっかりと取り除く。

料理の仕上がりの見た目についても、とろっとしたワタの部分が残っていると、果肉の輪郭がぼやけてしまい、見た目を損なってしまう。

小さめな子メロン(摘果メロン)について

※小さめな子メロンについても、切って確認すると分かるが、イメージとしては、胡瓜(きゅうり)に似ている。

違和感なく食べることが出来ると考えるが、果肉の部分と食感が異なることから、

小さめな子メロンの種やワタを取り除くのか、取り除かないかについては、好みや状況み合わせて決めればよいと考える。

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※下画像、上画像(左)大きめの子メロンを縦半分に切った様子。

画像をご覧頂ければ分かるように、一般的に市販されている大きなメロンとまではいかないが、種はしっかりとして、とろっとしたワタの部分がある。

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※下画像、小さめの子メロンを縦半分に切った様子。

種は小さく柔らかく、ワタの部分にとろみがない。

イメージとしては、胡瓜(きゅうり)に似た感じ。

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※下画像(左)小さめの子メロンの種とワタの部分を取り除いた様子。

※下画像(右)大きめの子メロンの種とワタの部分を取り除いた様子。

※実際に味をみることで、違いを確認することができる。

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子メロン(摘果メロン)種やワタの取り除き方

大きめな子メロン(摘果メロン)の種やワタの取り除き方

1 皮を剥いた/皮を剥いていない子メロンを縦半分に切る。

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2 果肉とワタの境い目辺りにスプーンなどを使い種とワタを取り除く。

コツ!ポイント!

※種やワタの取り除き方についてだが、何を正解とするかは難しいが、個人的には果肉とワタの境い目辺りを一度、ぐるりとスプーンを差し込んでおくと、取り除きやすいかと考える。

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※種とワタを取り除いている様子。

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3 種とワタがまだ取りきれていないかを確認し、残っているようなら、しっかりと取り除く。

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※果肉に残った種やワタを取り除いている様子。

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※下画像のように、種やワタをしっかりと取り除く。

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※種やワタをしっかりと取り除き終えた様子。

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小さめな子メロン(摘果メロン)の種やワタの取り除き方

1 子メロンの両端を切り落とし、種(ワタの部分)の部分に目星をつける。

筒抜きの大きさ(サイズ)を合わせ、抜き取る(射抜く)。

コツ!ポイント!

※小さめの子メロンの種やワタが気にならないのであれば、取り除く必要はない。

上記にあるスプーンを使った方法でも取り除くこともできるが、筒抜きを使うことで、仕上がりの見た目に違いを出すことが出来る。

好みに合わせてお試しください。

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コツ!ポイント!

※簡単に抜く(射抜く)などという方もいるが、慣れて感覚を掴んでしまえばのことであって、初めての方もそうだとは考えない。

綺麗に抜く(射抜く)コツとしては、とにかく真っ直ぐ筒抜きを差し込むことを意識する。

難しいと感じるのであれば、一度で抜く(射抜く)のではなく、片面で半分差し込み、一度筒抜きを抜いて、返してからもう片面に再度、筒抜きを差し込んで抜く。

二度に分けて両面から半分ずつ筒抜きを差し込み、抜く(射抜く)ことで、綺麗に真っ直ぐ種やワタを取り除くことができる。

好みや状況に合わせてお試しください。

※筒抜きを持っていない。筒抜きをお探しの方など、参考までにこちらをご覧ください。

 

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※子メロンの種やワタを取り除き終えた様子。

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※種やワタを抜き取り終えた子メロンを縦半分に切った様子。

筒抜きを使うことで下画像のように、種やワタを綺麗に取り除くことができる。

※解説では筒抜きを使い、種やワタを取り除いた子メロンがどのようになっているか、

参考までに半分に切っているが、射抜いた子メロンを縦半分に切らずに、

横向きに切ることで、輪っか(輪)のような形に、仕上げることができる。

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子メロン(摘果メロン)色鮮やかに仕上げる方法(色出し)/青臭さ(臭み)やアクなどのクセをより取り除く方法(アク抜き)

1 鍋に水を入れ、火にかけて沸かす。

コツ!ポイント!

※色味(青み)を活かす(色出し)場合、なんでもかんでもとにかく塩を入れ、火にかけるという方を多く見かける。

個人的な考えではあるが、今回に関してはわざわざ鍋に塩を入れ火にかける必要はない。

小さなことだが、板ずり(塩ずり)を済ませた子メロンの塩を落とさず、そのまま使用することで、無駄を減らすことができる。

人それぞれやり方や考え方が異なるため、好みに合わせてお試しください。

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2 ボールなどに水と氷を入れ、キンキンに冷やした氷水を用意しておく。

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3 板ずりを済ませた子メロンの塩を落とさずに、沸いた湯の中(鍋)に入れサッと湯通しする。

コツ!ポイント!

※完全に子メロンに火を通すことを目的としている訳ではない。

完全に火を通ししてしまうと、せっかくの子メロンの風味や食感などの味わいを損なってしまう。

湯通しの時間のイメージとしては、子メロンを鍋に入れたら、一呼吸おき5秒~10秒程度サッと湯に通す。

サッと湯通しすることで、色味は鮮やかになる。

それだけでなく、仕上がりの味をみれば分かるが、風味や食感を損なうことなく、青臭さやエグミなどのクセ(アク)が取り除けたことが分かる。

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※沸かした湯の中(鍋)に、板ずり(塩ずり)を済ませた子メロンを湯通ししている様子。

コツ!ポイント!

※鍋に入れた子メロンが湯の表面から出ている部分をそのままにして、湯通しを済ませてしまうと、ムラが出てしまう。

全体を満遍なく湯通しするように、菜箸やお玉(穴空きお玉)などを使い、子メロンを転がすように湯通しするとよい。

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5 湯通しを済ませた子メロンを取り出す。

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6 湯通し済ませた子メロンを手早く、氷水に落とししっかりと冷ます。

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※大きめの子メロンも同様に、湯通しする。

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コツ!ポイント!

※皮目の色味を鮮やかにするのはもちろん。

青臭さやクセは皮側(皮)に強くある。

クセを取り除く意味でも、大きめの子メロンを湯通しする場合、皮面を下に向けて湯通しすること。

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※湯通しを済ませ冷水に落とした様子。

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7 湯通しを済ませ冷水に落とした子メロンをしっかりと冷ましたら、ザルなどにあげ水気を切る。

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8 キッチンペーパーや布巾などを使い、しっかりと水気を取り除く。

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※下画像(左)下処理/下ごしらえを済ませる前の子メロン(小さめ)。

※下画像(右)下処理/下ごしらえを済ませた子メロン(小さめ)

※下画像をご覧頂ければ分かるように、下処理を済ませる前の子メロン(小さめ)の表面には細かな産毛が生え、白っぽくくすんだ緑色をしている。

一方、下処理を済ませた子メロン(小さめ)は、表面に産毛はなく鮮やかな緑色をしている。

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※下画像(左)下処理/下ごしらえを済ませる前の子メロン(大きめ)

※下画像(右)下処理/下ごしらえを済ませた子メロン(大きめ)

※下画像をご覧頂ければ分かるように、下処理を済ませる前の子メロン(大きめ)の表面は、つるりとして白っぽく見るからに、硬さのあるような皮をしている。

一方、皮を剥くなどの下処理を済ませた子メロン(大きめ)は、鮮やかな緑色(翡翠色)をしている。

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子メロン(摘果メロン)食べ方/個人的な考え

※個人的に子メロンは青臭さやエグミなどのクセが少なく、とても食べやすい食材と考える。

とはいえ、クセが全くないということではない。

必ずしも上記にある下処理/下ごしらえをしなければならないということではないが、

今まで子メロンはこういう物だと、処理を済ませず苦手だと感じていた方や、食べられないことはないが、若干のクセを感じる。

色味を良く(色鮮やかに)仕上げたい方など、上記にある下処理/下ごしらえを済ませることで、また違った子メロンを味わうことができる。

子メロンの食べ方(料理)については、

個人的な考えではあるが、

子メロン特有のほのかな甘味やメロンの香り、

カリカリパリパリとしたような食感。

子メロンならではの味わいを活かし、

先ずは、あれこれ手を加えずシンプルに浅漬けやサラダのようにして食べることをオススメする。

子メロン自体にクセも少ないことから、

味わい(食感など)を活かし、その他漬け物や和え物、炒め物など、

様々な料理とも相性が良く、美味しく食べることができる。

※子メロンの浅漬けの参考画像

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子メロン(摘果メロン)浅漬け/塩もみの作り方

itamae-recipe.com

※子メロンのサラダの参考画像

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子メロン(摘果メロン)のサラダの作り方

itamae-recipe.com

※子メロンと塩昆布の漬け物の参考画像

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子メロン(摘果メロン)と塩昆布の作り方

itamae-recipe.com

どうでしょうか?

子メロンは旨い!

が、しかし!

一手間加えることで、今まで何となく食べていた子メロンが別物に!?

見たことはあるけど、食べたことなかった。

なんて方も、これをきっかけにあまりの旨さに

驚くこと間違いなし!?

この機会に是非お試しください。

様々な野菜や魚介、肉/各種ホルモンなどの下処理/下ごしらえ/レシピ

itamae-recipe.com

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それでは皆様お付き合いありがとうございました!

また宜しくお願いいたしますぅ。

【板前レシピ】あさりの酒蒸し/レシピ/作り方

一切の無駄を省いてシンプルに仕上げた!これぞ究極の【あさりの酒蒸し】が旨すぎる!作り方や食べ方など、まとめて徹底解説!

あさりの酒蒸しって美味しいの?

身が縮み硬くなってしまう。

身はふっくらと、旨みが溢れるような、

あさりの酒蒸しって、家で作るの難しいのかな?

あさりってどれくらい蒸したらいいんだろう?

蒸し時間とか、蒸し方ってどうしたらいいのかな?

あさりの酒蒸しって、味つけはどうしたらいいんだろう?

なんて思った方が、居るとか居ないとか。

ちょっと待った!

身はふっくらと、旨みが溢れる、

あさりの酒蒸しは、とにかく旨い!

初めて作る方や家でも旨い!

あさりの酒蒸しを気軽に!簡単に!

作れるとしたら、作ってみようと思いませんか?

答えは簡単。作れるのでございます。

そこで今回!

アサリの下処理/下ごしらえ、ふっくらと旨みが溢れるアサリの蒸し方(蒸し焼き)/蒸し時間目安、一切の無駄を省いて、アサリの味わいを活かし、

とことんシンプルに仕上げ、身はふっくらと旨み溢れる!これぞ!【究極のあさりの酒蒸し】の作り方、食べ方など、まとめて解説していこうと思います。

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あさりの酒蒸しの作り方

あさりの下処理/下ごしらえ

1 水に対して3%程度の塩を入れる。

塩をしっかりと溶かした塩水を用意する。

バットにアサリを入れ塩水を注ぐ。

アサリを塩水に浸け、アルミホイルや新聞紙などをかぶせ、

涼しい場所(夏場など冷蔵庫)で、

※市販されている砂抜き済みのアサリで2時間程度

※潮干狩りなどで採ってきたアサリで半日程度

砂を吐き出させる(砂抜きをする)。

※アサリの砂抜きについて詳しくは、こちらをご覧ください。

あさりの砂抜き

itamae-recipe.com

砂抜きを済ませたら塩水を捨て、バットに流水を入れる。

殻と殻をこすり合わせるように、汚れを洗い落としアサリをザルなどにあげ水気を切る。

コツ!ポイント!

※市販されている砂抜き済みのアサリも、砂が残っていることが多い。

しっかりと砂抜きを済ませること。

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あさりの酒蒸し/蒸し方(蒸し焼き)

2 フライパンまたは、鍋にアサリを入れる。

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3 フライパンの底が浸かる程度の酒をふりかける。

コツ!ポイント!

※個人的にアサリの味わいを活かした酒蒸しを作る場合、あれこれ使わずにアサリと酒のみで、シンプルに仕上げる。

初めて作る方など、あまりにもシンプル過ぎて、

不安になる方も居るかとは思うが、

実際に作って味をみたときに旨い!美味しい!と、驚いていただけるかと思います。

仮にアサリを蒸しあげ、煮汁の味をみたときに物足りなさを感じたとしても、下記に煮汁の調整(味つけ)の仕方(やり方)を解説している。

まずはあれこれせずに、アサリと酒のみでシンプルに仕上げることをオススメいたします。

好みに合わせて、お試しください。

※否定する訳ではないが、アサリの酒蒸しを作るのに、アサリ何gに対して酒を何CC/何ml使うなどあるが、個人的にはあまり意味を感じない。

というより、初めて作る方や料理に慣れていない方など、せっかく参考にして作ったにもかかわらず、

煮汁を焦げつかせてしまうなどの原因になってしまうだけと考える。

理由として皆が皆、同じ状態の食材(アサリ)や同じフライパン/鍋(大きさなど)を使う訳ではない。

大きさの合わない(適度な大きさ)フライパンや鍋を使い少量の酒を使うことで、煮汁を焦がし、

焦げ臭さや苦味を感じる仕上がりになってしまう原因になるなど、

酒を何CC/何mlなど決めつけてしまうと、状況によっては対応できなくなってしまう。

アサリの酒蒸しを作るのに、最も大切なのは感覚を掴むこと。

下画像/フライパンにアサリと酒を入れた様子

画像をご覧いただければ分かると思うが、

アサリの酒蒸しを作る場合、

アサリを使う量に合わせた大きさのフライパンや鍋を使う。

目安としては、アサリが重ならないように広げて置ける程度の大きさ(底の余白をなるべく少なく)のフライパンや鍋にアサリを並べ置く。

酒の量に関しては、底が浸かる程度の量の酒(底がムラなく浸かる程度量の酒)をふりかける。

これを意識することで、初めて作る方でも煮汁を焦げつかせるなどを防ぐことができ、適度な仕上がりのアサリの酒蒸しに仕上げることができる。

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4 蓋をして火にかける(中火程度)。

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あさりの酒蒸し/蒸し(蒸し焼き)時間/目安

※アサリは過度に(必要以上に)火を通してしまうと、身が縮み硬くなってしまう。

アサリの大きさなど異なることから、火にかける時間を何分とするかは難しいが、

通常の大きさのアサリであれば2分~3分程度。

大きなアサリなら1分~2分程度、火にかける時間を延ばせよいと考える。

アサリは火が通ると、閉じていた殻(口)が開く。

蒸す時間については参考程度に考え、

【火にかけている(蒸している/蒸し焼きにしている)、アサリの殻(口)が全て開いたら火を止め、アサリを取り出す】。

コツ!ポイント!

※アサリの中に火が通っていても、そのまま火にかけていると殻(口)が開かない/開きずらいアサリもある。

一つ二つ開かないからと、そのまま待ってしまうと、過度に(必要以上に)火を通し身が縮み硬くなってしまう原因になる。

他のアサリの殻は開いているのに、開いていない(開きずらい)アサリがある場合、

軽くフライパンまたは鍋をふり刺激を与えることで、そのままでは開かなかったアサリの貝柱が外れ殻(口)が開く。

刺激を加えても開かないようなら、殻(口)が開いているアサリを先に取り出し、殻(口)が閉じているアサリが開くまで、しっかりと火を通す。

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※蓋をして火にかけ、煮汁が沸いたら火力を少し落とし(中火の弱火~弱火の強火程度)、煮汁が沸いている状態を維持させながら仕上げる(蒸しあげる)。

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※下画像のように、火が通るとアサリの殻(口)がパカッと開く。

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※火にかけている全てのアサリの殻(口)が、開いているか確認する。

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※全てのアサリの殻(口)が開いたら、火を止める。

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※フライパンまたは、鍋からアサリを取り出す。

コツ!ポイント!

※そのまま、盛り付けて食べることが間違っているということではないが、

個人的には、仕上げる(盛り付ける)前に、

煮汁のアクをしっかりと取り除く/味をみる(味つけの調整など)などを済ませる。

その際、火を通したアサリに過度に火を通さないよう、アサリを取り出しておくこと。

煮汁の調整の仕方などについて、詳しくは下記をご覧ください。

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あさりの酒蒸し/煮汁の調整の仕方(味の整え方/アクの取り方など)

(1)煮汁の味を確認する。

(2)アクをしっかりと取り除く。

(3)酒が煮きれていない(アルコール分が残っている)ようなら、しっかりと酒を煮きる。

コツ!ポイント!

※初めて作る方など、酒の量が多過ぎてしまったり、

火力を弱くコトコトと蒸してしまった場合など、

酒のアルコール分が残ってしまい(煮きれていない)、煮汁に苦味や酒臭さが残ってしまう原因になる。

苦味や酒臭さを感じるようなら、煮汁を煮立てて、

しっかりと酒を煮きる(アルコール分を飛ばす)。

※アサリからしっかりと味が出るので、アサリと酒だけで、美味しく食べることができる。

味をみて塩気を足したいと思うのであれば、塩を足すなど、好みに合わせてお試しください。

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※酒が煮きれていなかった場合の参考までに、煮汁を煮立てている様子。

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※煮汁のアクを取り除いている様子。

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あさりの酒蒸し/盛り付け/食べ方

1 器に見栄えよくアサリを盛り付け、煮汁を注ぎ入れる。

コツ!ポイント!

※アサリの酒蒸しの食べ方としては、そのままアサリの身を食べるのはもちろん。

殻を持ち、煮汁をすくい身に煮汁を絡ませながら食べるなど、

好みに合わせて、お試しください。

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どうでしょうか?

あさりの味わいを活かして、とにかくシンプルに仕上げる!

あさりの身はふっくらと、旨みが溢れる!

これぞ【究極のあさりの酒蒸し】!

まさに絶品でございます。

この機会に是非、お試しください。

あさりの味噌汁/作り方

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それでは皆様、お付き合いありがとうございました!

また、宜しくお願いいたしますぅ。

【板前レシピ】田作り(ごまめ)のレシピ/作り方

おせち料理の一品に!田作り(ごまめ)が旨すぎる!田作りをカリっとした食感にする方法、くっついてしまった(固まってしまった)場合のほぐし方、煮汁(タレ)の煮詰め方、適度な煮汁(タレ)の見分け方など、本格的な田作りの作り方、食べ方など、まとめて徹底解説!

おせち料理の定番といえば【田作り】!

と、いっても作ったことないんだよなぁ。

家で作るのは難しいのかな?

始めてでも作れるのかな?

作ったことあるけど、【田作り/ごまめ】の食感がカリっとしないんだよな。

【田作り/ごまめ】がくっついてしまう。

煮汁がカチカチに固まってしまう。

煮汁がカチカチに固まって、【田作り/ごまめ】がくっついたらどうすればいいんだろう?

煮汁がカチカチに固まらない(くっつかない)方法ってあるのかな?

煮汁の煮詰め方とか、適度に煮詰めた煮汁の見分け方とかないのかな?

【田作り/ごまめ】の味つけの仕方とかどうしたらいいんだろう?

カリっとした食感の本格的な旨い!美味しい!

【田作り/ごまめ】が食べたい!

なんて思った方が、居るとか居ないとか。

ちょっと待った!

料理は簡単に作ろうと思えば、いくらでも簡単に作ることができるのでございます。

が、しかし。

大切な部分はしっかりと残し、本来なら手間のかかる部分を他のやり方を上手く使い手間を減らす。

本来なら手間のかかる部分を簡単にする。

大切な部分をしっかりと残して簡単にすることと、

ただの手抜きは全くの別物。

何事もいい意味の適当と悪い意味の適当があり、

これを理解せずに、大切な部分を知ってか、知らずか、大切な部分まで省いて作った料理をなになにを簡単に作る方法(作り方)、なになには簡単に作れる。

ではなく、全くの別物の料理。

それっぽいだけの中途半端な訳の分からない、料理になってしまうのでございます。

そこで、今回!

【田作り/ごまめ】と【煮干し/いりこ】の違い、

【田作り/ごまめ】をカリっとした食感に仕上げる方法、炒り方や手間を省いて簡単にカリっとさせる方法、適度に煮詰めた煮汁と過度に(必要以上に)煮詰めてしまった煮汁の違いや見分け方、【田作り/ごまめ】の味のつけ方、

煮汁(タレ)を固まらなくする/【田作り/ごまめ】をくっつかなくする方法、

煮汁がカチカチに固まってしまった/【田作り/ごまめ】がくっついてしまった場合のほぐし方(対処法)、本格的な【田作り/ごまめ】の作り方、盛り付け方や食べ方など、まとめて解説していこうと思います。

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【田作り/ごまめ】と【煮干し/いりこ】の違いについて

※田作り/ごまめと煮干し/いりこは、同じ魚【カタクチイワシ】

ただ、ごまめと煮干しは作り方(製造工程)に違いがある。

煮干しは呼び名の通りといえばよいのか、煮てから(火を通してから)干している/乾燥させている。

一方、ごまめは火を通さずに、干している/乾燥させている。

【田作り/ごまめ】と【煮干し/いりこ】味わいの違い

煮干しとごまめは、異なる工程で作られていることから、味わいにも違いがある。

【煮干し/いりこ】はごまめと比べ、【苦味が弱い】

出汁としてはもちろん。そのままでも美味しく食べることができる。

【田作り/ごまめ】は煮干しと比べ、【苦味が強い】また、

そのままだと、【生臭さ/生臭い】のような独特な臭いがすることから、基本的に出汁として使うことや、そのまま食べることはない。

一度、炒るなど加熱してから、煮炊きするなどの料理に使用する。

【田作り/ごまめ】と【煮干し/いりこ】見た目の違い

【煮干し/いりこ】は煮ていることから【目が白い】

【田作り/ごまめ】は煮ていない(火を通していない)ことから【目が黒い】

※田作り/ごまめの参考画像

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※煮干し/いりこの参考画像

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田作り(ごまめ)の作り方

田作り(ごまめ)/水分(水気)の飛ばし方(抜き方)/田作り(ごまめ)をカリっとした食感にする方法

ごまめを簡単にカリっとした食感にする方法(時短)

※耐熱皿などに【ごまめ】をなるべく重ねないように、ひろげ置き電子レンジにかける。

【ごまめ】の水分を飛ばすことでカリっとさせることができる。

コツ!ポイント!

※ラップをかけずに、電子レンジにかけて【ごまめ】の水分を飛ばし、【ごまめ】をカリっとさせる。

※数回に分けて(30秒程度)確認しながら、電子レンジにかける。

目安としては、【ごまめ】を一つ折ってみる。

パキッと折れるようなら、電子レンジにかけるのをやめ、【ごまめ】を冷ます。

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田作り(ごまめ)が焦げるのを防ぐ炒り方

※フライパンまたは鍋に、クッキングシートなどを敷き、その上に【ごまめ】を乗せる。

弱火でじっくりと炒り水分を飛ばし、【ごまめ】をカリっとさせる。

コツ!ポイント!

※【ごまめ】を初めて炒る方など、フライパンまたは鍋にクッキングシートを敷くことで、直接【ごまめ】に火(熱)が当たることを防ぐことができ、【ごまめ】を焦がさずに(苦くせずに)、水分を飛ばすことができる(カリっとさせることができる)。

ただし、クッキングシートを敷くことで、【ごまめ】の水分を飛ばすのに、時間がかかる。

※【ごまめ】をどの程度、炒るかについてだが、

ある程度炒り、乾いたような感じになったら、一つ取り出して折ってみてもよい。

【ごまめ】がパキッと折れるようなら、火を止めフライパンから取り出す。

または、食べてみて【ごまめ】がカリっとしているかを確認する。

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田作り(ごまめ)/基本的な炒り方

1 フライパンまたは鍋に【ごまめ】を入れ、軽く/優しく動かしながら、

弱火で【ごまめ】全体を均等(均一)にじっくりと炒り水分を飛ばしカリっとさせる。

コツ!ポイント!

※【ごまめ】の水分を飛ばそうとして、炒り過ぎてしまうと、苦味が強くなってしまう(苦くなってしまう)。

多少、水気が残っているかなと感じても、冷ましていると(冷めてくると)カリっとする。

※どれくらい炒る(時間)かは、食材の状態や量などにより異なり、一概にはいえないが、弱火で10分程度炒ったら、【ごまめ】がカリっとしているか、折る/食べてみるなどして確認するとよい。

※【ごまめ】の尾などは、崩れやすい(砕けやすい)。

フライパンや鍋などを激しく動かして(振る)、炒ると【ごまめ】が砕けて(崩れて)しまう。

フライパンや鍋を軽く/優しく動かしながら、弱火で炒ること。

ヘラや箸などを使ってもよいが、【ごまめ】を崩ずさないように注意すること。

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個人的に最適と考える【ごまめ】の炒り方

※個人的に【田作り】を作る際、【ごまめ】の炒り方としては、【ごまめ】を手で返しながら、弱火で炒りあげる(水分を飛ばしカリっとさせる)。

理由としては、水分を飛ばし【ごまめ】がカリっとしてくると、端の部分など(尾など)が特に崩れやすくなる。

鍋をふる/箸を使う/ヘラを使うなどが間違っている(悪い)ということではないが、手で優しく【ごまめ】を返しながら、炒りあげるのと比べ、

【ごまめ】が崩れてしまう(細かなカスが多く出る)。

見栄えよく仕上げることを考慮し【ごまめ】になるべく負荷をかけないよう、優しく手で返しながら、炒りあげることで、【ごまめ】が崩れる/砕けることを防ぐことができる。

また、手を使い【ごまめ】を炒りあげることで、【ごまめ】の状態を知る(感触など感覚的に)ことができる。

ただし、【ごまめ】を必ずしも手で返しながら炒らなければならないということではない。

多少の慣れが必要になる。

始めての方など、無理に手で炒ろうとして、

火傷や怪我をしてしまう恐れがある。

参考として、こんなやり方もあるのか程度に、

考えていただければと思います。

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※手で優しく【ごまめ】を返しながら、炒っている様子。

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※鍋をふるなどと比べ【ごまめ】を崩さずに(細かなカスを少なく)、カリっと炒りあげることができる。

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田作り(ごまめ)炒り終えた【ごまめ】の下処理/下ごしらえ(仕上がりをよくする)

1 水分を飛ばしカリっと炒りあげた【ごまめ】をザルに入れ軽く振る。

コツ!ポイント!

※水分を飛ばしカリっとさせた【ごまめ】をそのまま使い、【田作り】を作ると、崩れた/砕けた【ごまめ】の一部(細かくカスのようになったごまめの一部/皮やヒレなど)が、混ざってしまい、仕上がりの見栄えを損なってしまう。

※炒ってカリっとさせた【ごまめ】をザルに入れ、バットなどの上で軽く振る。

細かなカスを取り除くことができる(下に落とすことができる)。

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※バットに落ちた、細かなカスの様子。

一手間加え細かなカスを取り除くことで、仕上がりに違いがでる。

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2 カリっと炒りあげた【ごまめ】に混ざった、細かなカスを取り除いたら、盆ザルなどに【ごまめ】を広げ置き、しっかりと冷ます。

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田作り(ごまめ)/煮汁(タレ)の作り方

1 鍋に酒、濃口醤油、ミリン、砂糖を合わせ入れ火にかける。

田作り(ごまめ)/煮汁(タレ)割合(目安)

酒1、濃口醤油1、ミリン1、砂糖1

コツ!ポイント!

※砂糖を多く使わないと、煮詰めた煮汁に照りやとろみ(粘り)がつかないと、

勘違いし砂糖を大量に使う方も居るが、個人的には意味が分からない。

適度なミリンと砂糖を使うことで、充分な照りやとろみ(粘り)を煮汁につけることができる。

砂糖を多く使うことが悪いということではないが、

過度に砂糖を使ってしまうと、甘味がきつくなるだけでなく、

食べたとき重たい印象を受けるような仕上がりになってしまう。

個人的には、上記にある程度の量の砂糖で、充分かと考える。

好みに合わせて、お試しください。

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田作り(ごまめ)/煮汁(タレ)の煮詰め方/とろみのつけ方

2 火にかけ適度なとろみをつけるように、煮汁を煮詰める。

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※煮汁を煮詰めていくと、煮汁が詰まり徐々にとろみがつき、煮汁に泡が残るようになってくる。

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※煮汁を煮詰めている様子。

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※煮汁が徐々につまり、泡が残るようになってくる。

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※煮詰めている途中、アクが浮いてきたら丁寧にすくい取る。

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※とろみがつき始め、そのまま煮汁を煮詰めていくと、鍋底に煮汁が焦げついてしまう。

火が鍋肌までまわっている場合、鍋の内側の鍋肌についた煮汁も焦げついてしまう。

煮汁を焦がしてしまうと、煮汁に苦味や焦げ臭さがついてしまう。

鍋肌(鍋の内側)についた煮汁を湿らせた布巾などで、丁寧に拭き取る。

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3 煮詰めて、とろみがつき泡が煮汁に残るようになってきたら、鍋底に煮汁が焦げつかないように、煮汁を鍋底から返すようにヘラで、しっかりと混ぜながら煮詰めていく。

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※煮汁を煮詰めて、照りやとろみをつけることに慣れてしまえば(感覚を掴めば)、

強い火力のまま一気に煮詰め、適度な照りやとろみをつけることもできるが、

始めての方など、無理に強い火力で煮詰めると、煮汁を焦げつかせてしまう。

煮汁に照りやとろみがつき、泡が残るようになってきたら、火力を弱めて煮汁の状態を確認しながら、煮詰めるようにするとよい。

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※煮詰めて照りやとろみがつき、煮汁に泡が残るようになる。

鍋に煮汁が焦げつかないように、火力を弱めて煮詰めている様子。

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※火力を落として煮汁を煮詰めている様子。

煮汁の色が徐々に濃くなり、照りやとろみ(粘り)が強くなっているのが分かる。

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※煮詰めると火力を弱めても、煮汁に泡が残るようになってくる。

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※鍋底をヘラでなぞった様子。

ヘラでなぞった跡をご覧いただければ分かるように、鍋底から煮汁を返すようにしながら、丁寧に煮汁を煮詰めることで、鍋底に煮汁を焦げつかせることなく煮詰めることができる。

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※【田作り/ごまめ】の適度に煮詰めた煮汁の目安としては、鍋底をヘラでなぞり、ヘラでなぞった跡が残るか/照りやとろみがしっかりとついているか/煮詰めた煮汁に透明感があるかなどを目安にするとよい。

※適度に煮詰めた煮汁の見分け方など、煮汁について詳しくは下記をご覧ください。

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※適度に煮詰めた煮汁をオタマですくい上げた様子。

画像をご覧いただければ分かるように、煮汁にしっかりとした照りやとろみ透明感があるのが分かる。

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田作り(ごまめ)/適度な状態の煮汁(タレ)の見分け方/田作り(ごまめ)の煮汁による仕上がりの違い

田作り(ごまめ)/適度な煮汁(タレ)の目安

1 ヘラで鍋底をなぞり、跡が残る程度までしっかりと煮汁を煮詰め、とろみ(粘り)をつける。

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コツ!ポイント!

※適度な煮汁(タレ)の見分け方の目安としては、

火を止め煮詰めた煮汁を確認する。

(1)しっかりとした照りがあるか。

(2)鍋底をヘラなどでなぞり、跡が残るくらいしっかりとしたとろみ(粘り)があるか。

(3)煮詰めた煮汁に細かな泡が残り、白っぽく濁ってしまっていないか(透明感があるか)。

※煮詰め過ぎた煮汁は、粘り(とろみ)が強くなり過ぎ、細かな泡が残ってしまい白っぽく濁ったような色味になってしまう。

煮詰め過ぎてしまうと、冷ますと煮汁がべっこう飴のように、カチカチに固まってしまう。

※下画像/適度に煮詰め火を止めた鍋の中の煮汁の様子。

煮汁にはしっかりとした照りがつき、ヘラで鍋底をなぞると跡が残る。

煮汁の色を確認すると、しっかりと透明感がある。

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※下画像/クッキングシートに、適度に煮詰めた煮汁を垂らした様子。

煮汁にしっかりとしたとろみ(粘り)があり、広がらずに粒のような状態になっている。

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※下画像/そのまま3時間~4時間程度、置き冷ました適度に煮詰めた煮汁の様子。

煮汁が固まっていないのが分かる。

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※下画像/3時間~4時間程度、置いておいた適度に煮詰めた煮汁を盛り箸でつまみ上げている様子。

煮汁が糸を引くように、しっかりとしたとろみ(粘り)がある。

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田作り(ごまめ)/煮詰め過ぎてしまった煮汁(タレ)の見分け方

※下画像/適度に煮詰めた煮汁をさらに煮詰めている様子。

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※下画像/過度に(必要以上に)、煮汁を煮詰め火を止めた様子。

適度に煮詰めた煮汁と見比べると、明らかに色が異なっているのが分かる。

過度に(必要以上に)煮汁を煮詰めると、とろみ(粘り)が強くなる。

煮汁に細かな泡が残り、透明感があるというよりは、白っぽく濁ったような色味になる。

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※下画像/過度に(必要以上に)煮詰めた煮汁をクッキングシートに垂らした様子。

適度に煮詰めた煮汁のように、透明感がなく白みがかった色をしているのが分かる。

とろみ(粘り)が強く、この時点で既に固まり始めている。

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※下画像/そのまま3時間~4時間程度、置き冷ました過度に(必要以上に)煮詰めた煮汁の様子。

表面に菜箸の跡が全く残らないほどということではないが(べっこう飴のような状態)、カチカチに固まってしまっている。

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※置いておいた煮汁の形を崩さずに、箸でつまみ上げることができる。

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※下画像(左)適度に煮詰めた煮汁。

※下画像(右)過度に(必要以上に)煮詰めた煮汁。

パッと見ただけでも、見分けることができる。

始めて【田作り/ごまめ】を作る方や、

どれくらい煮汁を煮詰めればよいか分からない方など、

煮汁を煮詰めている途中、一度火を止めて、

これらを目安として、煮汁の状態(色、照り、とろみなど)を確認するとよい。

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田作り(ごまめ)/味のつけ方(味つけ)/仕上げ方

1 煮汁を適度に煮詰め、炒って細かなカスを取り除いた【ごまめ】を入れる。

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2 煮汁と【ごまめ】を手早く絡める。

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※好みで白ゴマを散らし入れ手早く絡める。

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※手早く煮汁と【ごまめ】、白ゴマを絡めている様子。

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3 バットなどにクッキングシートを敷く。

火を止め【田作り/ごまめ】を鍋から取り出し、

なるべく重ならないように広げて置く。

【田作り/ごまめ】をしっかりと冷ます。

コツ!ポイント!

※煮汁は冷めると固くなる(くっつく)。

煮汁を絡めた【田作り/ごまめ】を冷ますとき、

クッキングシートの上に【田作り/ごまめ】を広げるように置き冷ます。

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4 しっかりと冷ましたら、タッパーなどの容器に【田作り/ごまめ】を移し換え冷蔵庫に入れる。

コツ!ポイント!

※保存する容器だが、冷蔵庫に入れておくと冷めて煮汁が固まり【田作り/ごまめ】がくっつく。

わざわざ、くっついてしまった田作りを鍋に入れ、酒を足すなどして再度、煮炊きするなどしなくても(カリっとした食感を損なう/手間がかかるなど)、電子レンジにかけ温めることで、簡単にほぐすことができる。

なるべく耐熱容器(電子レンジ可)に、仕上げた【田作り/ごまめ】を移し換えておくとよい。

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田作り(ごまめ)/盛り付け/食べ方

1 器に、【田作り/ごまめ】を見栄えよく盛り付ける。

コツ!ポイント!

※盛り付け方としては、【田作り/ごまめ】の頭を左に向け揃えて盛り付けると、

品のよい盛り付けをすることができる。

※食べ方としては、そのまま食べるのはもちろん。

ご飯に乗せて食べるなど、好みに合わせてお試しください。

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田作り(ごまめ)がくっついてしまった(煮汁が固まってしまった)場合どうすればよいかについて

※【田作り/ごまめ】を冷まして、煮汁が固り【田作り/ごまめ】が、

くっついてしまったときの、よくあるほぐし方として、

固まってくっついてしまった【田作り/ごまめ】に、酒を足し火にかける方がいる。

確かに、酒で固まってしまった煮汁をのばすように煮炊きし、温めることで固まってしまった(くっついてしまった)【田作り/ごまめ】作りをほぐすことはできる。

人それぞれ考え方などが異なることから、否定する訳ではないが、個人的には冷まして煮汁が固まってしまった【田作り/ごまめ】をほぐす方法として、よい方法とは考えない。

※【ただし、煮詰め過ぎてしまった煮汁(タレ)をごまめと絡めて仕上げてしまった場合は除く】

※【この場合は、仕上げた田作り/ごまめのカリっとした食感を損なってしまうが、酒を足し火にかけて煮汁(タレ)の具合を調整すること】

理由としては、せっかく田作り(ごまめ)をカリっと仕上げているのに、酒を足して再度、火にかけることで(煮炊きすることで)、ほぐすことはできるが、田作り(ごまめ)が、しなっとしたような食感になってしまう(カリっとした食感を損なってしまう)。

 

 

田作り(ごまめ)をほぐす方法/冷ましてくっついてしまった田作り(ごまめ)のほぐし方

田作り(ごまめ)簡単なほぐし方

※適度に煮詰めた煮汁(タレ)を使って、【田作り/ごまめ】を仕上げたとしても、

タッパーなどの容器に移し換え、冷蔵庫などに入れておくと、

【田作り/ごまめ】の煮汁が固まる/【田作り/ごまめ】がくっついてしまう。

カリっとした食感を損なわずに、くっついてしまった【田作り/ごまめ】をほぐす簡単な方法としては、焦がさないよう注意しながら、

数回に分けて(数秒ずつ)様子を見ながら、電子レンジにかけて温める(ほぐす)。

田作り(ごまめ)の味わいを損なわずにほぐす方法/ほぐし方

※カチカチに固まってしまっても、問題なくほぐすことができることを解説するため、あえて過度に(必要以上に)煮詰めた煮汁を使って仕上げた、カチカチに固まっている【田作り/ごまめ】を使用している。

※煮汁を煮詰め過ぎてしまった【田作り/ごまめ】に関しては、

カリっとした食感こそ損なってしまうが、そのままだと、ほぐしても冷ますと、

再度カチカチに固まってしまうため、

酒を足し煮詰めなおして、煮汁(とろみなど)を調整することをオススメいたします。

1 鍋を使う場合、水を入れ火にかけ湯を沸かす。

沸いた湯の上に、【田作り/ごまめ】を入れた、

一回り小さな鍋を重ねる(二重鍋)。

※重ねの利く鍋がない場合など、フライパンに水を入れ火にかけて湯を沸かす。

沸かしている湯の上にボールなどを乗せ【田作り/ごまめ】を入れほぐす(湯煎)。

コツ!ポイント!

※湯煎にかけて、くっついてしまった(固まってしまった)【田作り/ごまめ】をほぐすメリットとしては、【田作り/ごまめ】に、火が直接入ることを防ぐことができ焦げつくことがない/煮汁が詰まらない/味が詰まらない(濃くならない)/酒などを足し煮炊きする訳ではないので、カリっとした食感を損なわないなど。

デメリットとしては、電子レンジにかけてほぐすほどの手軽さがない(手間がかかる)。

【田作り/ごまめ】を鍋やフライパンに入れそのまま火にかけるのと比べ、

湯煎の場合、温める(ほぐす)のに時間がかかる。

※フライパンに水を入れ、火にかけて湯を沸かしている様子。

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※煮汁がカチカチに固まり(べっこう飴のような状態)くっついてしまった【田作り/ごまめ】をボールに移し換え、湯を沸かしているフライパンに重ねた様子(沸いた湯の上にボールを浮かせている状態)。

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※【田作り/ごまめ】を湯煎にかけてほぐしている様子。

カチカチに固まってしまっていても煮汁を温めることで、煮汁がゆるくなり(溶ける)、ほぐすことができる。

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※煮詰めた煮汁は、鍋に入れ火にかけると焦げつきやすい(煮詰め過ぎた煮汁は特に焦げつきやすい)。

下画像をご覧いただければ分かるように、湯煎にかけることで、煮詰め過ぎた煮汁を焦がす(煮詰める)ことなく温め【田作り/ごまめ】をほぐすことができる。

※下画像/煮詰め過ぎた【田作り/ごまめ】を湯煎にかけてほぐし終えた様子。

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田作り(ごまめ)/くっつかなくする(くっつきにくくする)/煮汁が固まらない(煮汁を固まりにくくする)方法について

※煮汁に油を足すことで、田作り(ごまめ)を簡単にくっつかなくする(くっつきにくくする)/煮汁が固まらない(煮汁を固まりにくくする)ことができる。

人それぞれ、油を加えた方が煮汁が固まらずよい、軽い感じに仕上がる、

【田作り/ごまめ】を食べたときに歯にくっつきずらくなるなど、

煮汁に油を足すことをよしと考える方も、居るかとは思うが、

個人的にはカリっとした食感の本格的な【田作り/ごまめ】を作ることを目的とした場合、仕上がりを考慮し、各種油(オイル)などは使わずに仕上げる。

どちらが正しく、どちらが間違っているということではないので、

好みや状況、目的に合わせてお試しください。

田作り(ごまめ)/煮汁(タレ)を煮詰め過ぎたことに気づいた場合について

【ごまめ】に絡める前に煮汁(タレ)を煮詰め過ぎたことに気づいた場合について

※煮汁を煮詰め過ぎてしまった場合、

煮汁を煮詰め過ぎ、焦って無理に【ごまめ】を鍋に入れて、

【田作り/ごまめ】を仕上げる(作る)必要はない。

煮汁の様子を確認して、煮詰め過ぎてしまったかな?

明らかに煮詰め過ぎてしまった。

と感じたら、煮詰めた煮汁に酒を追加して、

再度、煮詰めなおして煮汁を調整すればよい。

【ごまめ】に絡めてから煮汁(タレ)を煮詰め過ぎたことに気づいた場合について

※ごまめを煮汁に絡めてから、煮汁を煮詰め過ぎたことに気づいた場合、

カリっとした食感を損なわせないよう、温めてほぐせばよいのでは?

と、思う方も居るかとは思うが、煮詰め過ぎてしまった煮汁は、

温めてほぐしても、冷めると再度カチカチに固まってしまう。

【田作り/ごまめ】のカリっとした食感を損なってしまうが、鍋にカチカチに固まってしまった田作り(ごまめ)と、酒を入れ再度、火にかけ煮詰めて煮汁を調整する。

 

 

田作り(ごまめ)/煮詰め過ぎてしまった煮汁(タレ)を絡めた仕上がりについて

※田作り(ごまめ)を初めて作る方など、過度に(必要以上に)煮詰めた煮汁を絡めると仕上がりがどうなるのか/適度に煮詰めた煮汁を絡めた仕上がりとどのような違いがあるのか参考までにご覧ください。

※始めて【田作り/ごまめ】を作る方など、

【ごまめ】を煮汁と絡める前に、煮詰めた煮汁の状態をしっかりと確認してから、

【ごまめ】と煮汁を絡めること。

過度に(必要以上に)煮汁を煮詰めてしまっているようなら、酒を足し煮汁を煮詰めなおして、適度な状態に煮汁を煮詰めてから【ごまめ】と絡めて仕上げる。

※下画像/過度に(必要以上に)煮汁を煮詰めている様子。

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※上記にある田作り(ごまめ)の作り方と同様の手順で仕上げている様子。

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※煮汁のとろみ(粘り)が強く、【田作り/ごまめ】に多くの煮汁が絡みついてしまう。

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※鍋から取り出し過度に(必要以上に)煮詰めた煮汁を絡めた【田作り/ごまめ】を器に盛り付け、そのまま少し置いた【田作り(ごまめ)】の様子。

過度に(必要以上に)煮詰めた煮汁が、冷めてカチカチに固まってしまい、

器にくっついてしまう。

田作り(ごまめ)を取る(剥がす)ことが、できなくなってしまう。

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※過度に(必要以上に)煮詰めた煮汁を使って、仕上げた田作り(ごまめ)をバットにクッキングシートを敷き、その上に置き冷ましている様子。

なるべく重ならないように広げて、【田作り/ごまめ】を置こうとしても、火を止め鍋から取り出す時点で固まり始めてしまい、【田作り/ごまめ】を上手く広げて置くことができない。

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※クッキングシートの上に置き、冷ました【田作り/ごまめ】を裏返した様子。

下画像をご覧いただければ分かるように、

煮詰め過ぎた煮汁は短時間で、べっこう飴のようにカチカチに固まってしまう。

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田作り(ごまめ)が器から取れなくなってしまった/剥がれなくなってしまった場合の対処法

※煮汁を煮詰め過ぎてしまうと、

煮汁が、べっこう飴のような状態になり、冷めると短時間でカチカチに固まってしまう。

煮汁を煮詰め過ぎてしまい、【田作り/ごまめ】を鍋から取り出し、そのまま器に盛り付けた場合、少しすると煮汁が冷めてカチカチに固まり、【田作り/ごまめ】が器にはりつき、取れなくなってしまう。

無理に器から取ろうと(剥がそうと)すると、【田作り/ごまめ】が折れてしまう(崩れてしまう)。

温めることで、固まった煮汁を柔らかく(溶かす)することができる。

無理に器から【田作り/ごまめ】取ろうとせずに、サッと蒸すなどして温める。

または、電子レンジに入れても問題ない器(耐熱皿など)であれば、サッと電子レンジにかける。

※煮詰め過ぎてしまった煮汁は、特に焦げつきやすい。

電子レンジを使って温める場合、短時間(5秒~10秒程度)かけ、確認しながら数回に分けて温めるようにすること。

温めることで、【田作り/ごまめ】の形を崩さずに、器から取る(ほぐす)ことができるが、冷めると同様にカチカチに固まってしまう。

カリっとした食感を損なってしまうが、鍋に入れ酒を足して火にかけて煮汁をのばし、煮汁の詰め加減(具合)を調整する。

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※煮詰め過ぎてしまった煮汁を使って、

仕上げた【田作り/ごまめ】をクッキングシートの上に置き冷まして煮汁がカチカチに固まってしまった場合も、温めることでほぐすことは可能だが、

冷ますと再度、同様にカチカチに固まってしまう。

【田作り/ごまめ】のカリっとした食感は損なってしまうが、鍋に入れて酒を足して火にかけ仕上がりを調整する。

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どうでしょうか?

おせち料理の一品に!

カリっとした食感の【田作り/ごまめ】が旨すぎる!

この機会に是非、お試しください。

様々な野菜や魚介、肉/各種ホルモンなどの下処理/下ごしらえ/レシピ/食べ方

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それでは皆様、お付き合いありがとうございました!

また、宜しくお願いいたしますぅ。

【板前レシピ】白魚(シラウオ)の卵とじ/レシピ/作り方

白魚の卵とじが旨すぎる!身はふわりと柔らかく。卵はとろ~り。【絶品!白魚の卵とじ】のレシピ/作り方、食べ方など、まとめて徹底解説!

うーん。白魚ってどうやって食べるんだろう。

白魚を使った美味しい料理が食べたいなぁ。

白魚の卵とじ作ったことあるんだけど、卵が硬くなってしまう。

どうやって、卵がとろ~りとした卵とじ作るんだろう?

なんかいい方法ないかなぁ。

なんて方が居るとか居ないとか。

ちょっと待った!

白魚といえば卵とじ!

と、言っても過言ではない!のではなかろうか。

白魚の旨みを逃さず、身はふんわりと、

卵はとろ~り。

の、白魚の卵とじが旨すぎる!

そこで、今回!

白魚の旨みを逃さず、身をふんわりと仕上げる煮方/炊き方、卵がとろっとする溶き方や溶き卵を入れるタイミングや入れ方など、白魚の卵とじのレシピ/作り方や食べ方など、まとめて解説していこうと思います。

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白魚の卵とじの作り方

白魚(シラウオ)の下処理/下ごしらえ

1 白魚(生の白魚)を塩水(塩分濃度3%程度)で洗い、ヌメリや汚れを落とす。

洗い終えた白魚の水気をしっかりと取り除く。

※白魚の下処理/下ごしらえや刺身の作り方などについて、詳しくはこちらをご覧ください。

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白魚(シラウオ)の卵とじ/三つ葉の切り方

1 三つ葉を洗い、しっかりと水気を取り除く。

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2 三つ葉の葉の部分をざっくりと、適度な大きさに切る。

軸の部分は、2cm~3cm程度の大きさに切り揃える。

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※切り終えた三つ葉をバットに移し換えた様子。

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白魚(シラウオ)の卵とじ/卵の溶き方

1 ボールに卵を割り入れる。

卵白を切るように、ざっくりと黄身と卵白を合わせる。

コツ!ポイント!

※複数の卵を使う場合、卵の殻を割り直接ボールに入れないこと。

一つでも傷んだ卵が混ざってしまうと、全ての卵が無駄になってしまう。

複数の卵を使う場合、一度、オタマなどに卵を割り入れ、卵に血が混ざっていないか/卵が傷んでいないかを確認してから、一つ一つボールなどに移していくクセをつけることで、傷んだ卵などが、混ざってしまうことを防ぐことができる。

※白魚の卵とじにする場合、黄身と卵白はしっかりと混ぜない。

しっかりと混ぜてしまうと、卵にコシがないような、サラッとした仕上がりの白魚の卵とじになってしまう。

卵の溶き方のイメージとしては、箸で卵白を切るようにしながら、ざっくりと黄身と卵白を合わせる。

ざっくりと黄身と卵白を合わせることで、卵がとろっとした白魚の卵とじに仕上げることができる。

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※ざっくりと黄身と卵白を合わせている様子。

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※溶き終えた卵の様子。

しっかりと黄身と卵白を混ぜ合わせずに、とろっとした卵白の部分をある程度残すように、ざっくりと黄身と卵白を合わせる。

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白魚(シラウオ)の卵とじ/煮汁の作り方

1 鍋に出汁、醤油、ミリン、好みで砂糖適量を合わせ入れ、火にかけて沸かす。

白魚(シラウオ)の卵とじ/煮汁割合(目安)

出汁5~6、濃口醤油1、ミリン1、好みで砂糖適量

コツ!ポイント!

※白魚は火が通りやすい。

白魚の卵とじの煮汁の量については、

たっぷりと煮汁を使ってしまうと、白魚の卵とじを仕上げるのに(煮あげる/炊きあげる)、時間がかかってしまい、過度に火を白魚に通してしまうことになる。

旨みが抜け落ち身がパサついたような、仕上がりの卵とじになってしまう。

それだけでなく、煮汁が多過ぎてしまい、煮汁でビチャビチャとしたような、白魚の卵とじに仕上がってしまう。

白魚がヒタヒタと浸かる程度の量(少量/少なめ)の煮汁で、短時間で一気に仕上げる(煮あげる/炊きあげる)。

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白魚(シラウオ)の卵とじ/煮方/炊き方

2 煮汁が沸いたら、白魚を鍋に入れる。

コツ!ポイント!

※白魚の卵とじの煮方/炊き方のイメージとしては、

弱い火力で時間をかけて、じっくりコトコトと、

仕上げる(煮あげる/炊きあげる)のではなく、

白魚の旨みを逃さないよう(白魚に旨みを閉じ込めるように)、火力を強く、短時間で一気に仕上げる。

短時間で一気に煮あげる/炊きあげることで、白魚の旨みはしっかりとして身がふんわりとした、白魚の卵とじに仕上げることができる。

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※煮汁を沸かし、白魚を鍋に入れた様子。

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3 軽く菜箸などで、白魚をほぐす。

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※菜箸で軽く混ぜるように、白魚をほぐし終えた様子。

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4 沸かした煮汁に白魚を入れ、アクが浮いてきたらオタマなどで、丁寧にすくい取る。

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※オタマで、アクを丁寧に取り除いている様子。

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※火にかけて、浮いてきたアクはしっかりと取り除くこと。

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白魚(シラウオ)の卵とじ/溶き卵の入れ方

5 煮汁が沸いたら、黄身と卵白をざっくりと合わせた卵を(溶き卵)1/2または2/3程度、ひらがなの【の】を書くように回し入れる。

※溶き卵を一度に全て入れずに1/2または1/3程度、残しておく。

コツ!ポイント!

※完全に卵に火を通した、白魚の卵とじが好みなら、

溶き卵を逃さず、一度で全て溶き卵を回し入れる。

※卵がとろっとした仕上がりの白魚の卵とじにする場合、溶き卵を一度で全て使わずに(残しておく)、分けて入れる。

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※卵を回し入れた様子。

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※卵を回し入れアクが浮いてきたら、丁寧にすくい取る。

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※卵に完全に火を通すというよりは、8割程度火を通す。

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白魚(シラウオ)の卵とじ/とろっとした卵(半熟)にする方法

6 残しておいた溶き卵を回し入れ火を止める。

コツ!ポイント!

※個人的には、卵を入れ終えてから三つ葉を散らし入れる。

先に三つ葉を散らし入れてから、残しておいた溶き卵を回し入れるかは、

好みに合わせてお試しください。

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7 三つ葉を散らし入れる。

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8 蓋をして、1分程度おく。

※余熱を使って、溶き卵と三つ葉を蒸す。

コツ!ポイント!

※蓋をして余熱を使って蒸すことで、卵はとろっと三つ葉はクタクタになり過ぎず、適度に火を通すことができる。

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※蓋をして、余熱を使い三つ葉と二度に分けて入れた、溶き卵に適度に火を通して、

仕上げた白魚の卵とじの様子。

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白魚(シラウオ)の卵とじ/盛り付け/食べ方

1 器に、白魚の卵とじの形を崩さないよう、

見栄えよく盛り付ける(鍋から器に移し換える)。

好みに合わせて、一味唐辛子や七味唐辛子、粉山椒をサッとふりかける。

コツ!ポイント!

※食べ方としては、白魚の卵とじをそのままでももちろん。

ご飯に乗せ、白魚の卵とじ丼としても、美味しく食べることができる。

好みに合わせて、お試しください。

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どうでしょうか?

短時間で一気に仕上げ、白魚の旨みを逃さず、

身はふんわりと、卵がとろ~りとろけるような、

【白魚の卵とじ】は、まさに絶品!

で、ございます。

この機会に是非、お試しください。

白魚の釜揚げ(塩ゆで)の作り方

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様々な野菜や魚介、肉/各種ホルモンなどの下処理/下ごしらえ/レシピ/食べ方

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【板前レシピ】白魚(シラウオ)の釜揚げ(塩ゆで)レシピ/作り方

釜揚げ白魚が旨すぎる!茹で方や冷まし方など、白魚の釜揚げ(塩茹で)のレシピ/作り方や食べ方など、まとめて徹底解説!

生の白魚ってどうやって食べたらいいんだろう?

生の白魚を使ったなんかいい料理ないかなぁ。

生の白魚を茹でてみたんだけど、冷まそうとして、白魚をザルにあげて湯を切ったら、身がボロボロに崩れてしまった。

身が崩れにくい、湯の切り方ってあるのかな?

白魚の釜揚げを使ってみたんだけど、とりあえず冷水で冷ましてみたんだけど、なんだかビチャビチャとして水っぽい。

茹で方や冷まし方は、どうしたらいいのかなぁ。

なんて思った方が、居るとか居ないとか。

ちょっと待った!

白魚に過度に火を入れず、旨みを逃さず身をふんわりと茹であげた、釜揚げ白魚(白魚の塩茹で)が、とにかく旨い!

が、しかし。

白魚の塩茹でと簡単に考え、適当な茹で方や冷まし方などをしてしまうと、身がバラバラ/ボロボロに崩れてしまう。

それだけでなく、

茹で終えた白魚の身はパサついて味気なく、

さらには水っぽいような、ビチャビチャとした、

仕上がりなってしまうのでございます。

そこで、今回!

白魚の旨みを逃さず、身がふんわりと柔らかく仕上げる茹で方、茹で終えた白魚の身が崩れるのを防ぐ方法(湯の切り方)、水っぽくならない冷まし方など、白魚の釜揚げ(塩茹で)のレシピ/作り方、食べ方など、まとめて解説していこうと思います。

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白魚の釜揚げ(塩茹で)の作り方

白魚(シラウオ)の下処理/下ごしらえ

1 ボールに水と塩(水に対して3%程度量の塩)を入れ、しっかりと塩を溶かす。

塩水に白魚を入れ、ヌメリや汚れを洗い落とす。

白魚をザルにあげ、しっかりと水気を切る。

※白魚の下処理/下ごしらえ、刺身の作り方や食べ方について、詳しくはこちらをご覧ください。

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白魚(シラウオ)の釜揚げ(塩茹で)の茹で方

1 鍋に水と塩(水に対して1.5%~2%程度量の塩/塩分濃度1.5%~2%程度の塩水)を入れ、火にかけて沸かす。

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茹で終えた白魚の身が崩れるのを防ぐ方法(湯の切り方)

※白魚は身が柔らかく火を通すと、身が崩れやすくなる。

鮮度が落ちて(一部色が白っぽくなった白魚)しまった白魚は、特に身が崩れやすい。

茹で終えた白魚の湯を切る際、そのまま茹でた白魚をザルに流し入れるように、

湯を切ってしまうと、白魚に負荷がかかり、身がボロボロ/バラバラになってしまう(身が崩れしてしまう)。

※白魚の鮮度があまりにも悪い場合、茹でる段階でボロボロと崩れてしまう(ドロッと溶けたような状態)。

基本的に、生の白魚は鮮度のよいものを使用する。

※茹で終えた白魚の身が崩れるのを防ぐ方法といっても限度がある(茹でている段階で身が崩れてしまうようなものは除く)。

どれぐらいの状態ならよいかは、実際に白魚を見れば分かるとは思うが(一部、色が白っぽくなった白魚)、

茹で終えた白魚の身が、崩れるのを防ぐ方法(湯の切り方)としては、湯を沸かした鍋にザルを重ねて置き、白魚を入れ茹でる。

茹で終えたら鍋から白魚が入っているザルをあげ、

鍋から取り出し、そのまま(ザルに白魚を入れたまま)自然に白魚を冷ます。

湯を切ることで白魚にかかる負荷を軽減させることができる(湯切りの際に身が崩れることを防ぐ)。

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2 塩水を火にかけ沸いたら、白魚を鍋に入れる。

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※塩水を沸かし、白魚を入れた様子。

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3 鍋に入れた白魚を菜箸などで、軽く混ぜるようにほぐす。

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白魚(シラウオ)の釜揚げ(塩茹で)/茹で時間(目安)

4 白魚を入れ再度、湯が沸いてから2分程度、サッと茹でる。

コツ!ポイント!

※白魚は火が通りやすく、短時間で茹であげることができる。

コトコトとゆっくり過度に火を通し、白魚を茹であげると、旨みが抜け落ち身がパサついたような仕上がりの、釜揚げ白魚(塩茹で)になってしまう。

白魚の茹で方のイメージとしては、沸かした湯に白魚を入れ、旨みを閉じ込めるように、短時間で一気に茹であげる。

白魚を短時間で、過度に火を入れずサッと一気に茹であげることで、白魚の旨みを逃さず、身がふんわりと柔らかい釜揚げ(塩茹で)に仕上げることができる。

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※茹で終えた、白魚の様子。

生の白魚の透明感がなくなり、色が白く変わっているのが分かる。

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白魚(シラウオ)の釜揚げ(塩茹で)/水っぽくならない冷まし方

※茹で終えた白魚を冷水で冷ましてしまうと、

旨みが抜け落ちたような味気ない仕上がりになってしまう。

それだけでなく、ビチャビチャと水っぽい仕上がりになってしまう。

白魚の釜揚げ(塩を)の冷まし方としては、

茹で終えたばかりの、白魚は身が崩れやすい。

無理に箸や手で触るなどせずに、なるべく重ならないように、盆ザルなどに茹でた白魚を広げるように置き、そのまま自然に冷ます。

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白魚(シラウオ)の釜揚げ(塩茹で)/盛り付け/食べ方

1 器に、形を整えた大根おろしまたは、染めおろしを盛り付ける。

見栄えよく、白魚の釜揚げ(塩茹で)を盛り付け、

好みで、天に刻んだネギを乗せる。

※大根おろしの辛みや臭いの取り方/抜き方、染めおろしの作り方について、詳しくはこちらをご覧ください。

大根おろしの臭いや辛みの抜き方/取り方/染めおろしの作り方

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コツ!ポイント!

※釜揚げ白魚をそのまま食べるのはもちろん。

大根おろしや染めおろしとも相性が抜群によい。

また、ポン酢を使っても違った味わいを楽しむことができる。

好みに合わせて、お試しください。

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どうでしょうか?

白魚の旨みを逃さず、身を崩さずに、

サッと茹であげた白魚の釜揚げ(塩茹で)は、

身がふんわりと溶けるように柔らかく、

口に入れた瞬間!

口いっぱいに白魚の味わいが溢れ出す!?

まさに絶品でございます!

この機会に是非、お試しください。

様々な野菜や魚介、肉/各種ホルモンなどの下処理/下ごしらえ/レシピ/食べ方

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また、宜しくお願いいたしますぅ。

【板前レシピ】大根おろしの臭いの取り方/辛みの抜き方

大根おろしの臭いが気になる。辛みを抜きたい方必見!大根おろしの臭いや辛みを簡単に取る/抜く方法や、染めおろしの作り方など、まとめて徹底解説!

大根おろしが臭い。

大根おろしが辛い。

簡単に大根おろしの臭いや辛みを抜く/取る方法はないかなぁ。

染めおろしってなんだろう?

なんて方が、居るとか居ないとか。

ちょっと待った!

大根おろしの辛みや臭いを味わいとする方も確かに居るかとは思うので、ございます。

が、しかし。

皆が皆、大根おろしの臭いや辛みを味わいとしないのも、事実なのでございます。

食材一つで、人それぞれの旨い!美味しい!

となる、正解が異なるのが料理の面白いところでもあり、難しいところでもある。

料理は実に奥深い。

そこで、今回!

大根おろし独特の臭いの取り方/抜き方、辛みの抜き方/取り方、そのまま大根おろしを焼き魚に盛り付けるのではなく、大根おろしに一手間加えて違いをつけることができる、食べる方に親切な染めおろしの作り方など、まとめて解説していこうと思います。

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大根の部位の違い(味わい)について

※大根は茎(葉)のある上側が甘みが強く、下に向かうにつれて辛みが増す。

大根おろしが辛いと感じるのであれば、大根の上側を大根おろしにするとよい。

※大根の上側を使っても、大根おろしが辛いと感じるのであれば、下記にある大根おろしの辛みの抜き方/取り方をご覧ください。

大根おろしの臭いの取り方/抜き方

1 大根をおろし、大根おろしにする。

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2 ボールに裏ごし器を逆さに向けて重ねる。

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3 大根おろしを裏側に向けて重ねた裏ごし器に、

広げるように乗せ、水気を切る。

コツ!ポイント!

※裏ごし器を裏側に向けて使うことで、裏ごし器に高さ(深さ)を作ることができる。

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※ボールにたまった大根おろしの水気の様子。

臭いを確認すると、大根独特の臭いがすることが分かる。

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4 水気を切った大根おろしをボールなどに移し換える。

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5 大根おろしを入れたボールなどに、水をたっぷりと入れ、軽く混ぜ合わせて大根おろしを少し水にさらしておく。

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6 ボールなどに同様に裏ごし器を重ね置く。

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7 水にさらした大根おろしを裏ごし器にあげ、水気を切る。

コツ!ポイント!

※まだ、大根おろしの臭いが気になるようなら、再度、大根おろしを水にさらす。

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※大根おろしを水にさらし終え、ボールに残った水の様子。

臭いを確認すると、おろし終えた大根の水気と比べ、臭いが弱くなっている。

水にさらし終えた大根おろしの味をみて、一度では臭いが取りきれていないようなら、再度、大根おろしを水にさらして、臭いを抜く。

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大根おろしの辛みの抜き方

1 大根の辛みの原因となる成分(アリルイソチオシアネート)は、揮発性のため置いておくことで抜く(飛ばす)ことができる。

バットなどに大根おろしを広げるように移し換え、冷蔵庫に入れておく。

一時間程度でかなり大根おろしの辛みを抜くことができる。

時間に関しては目安とし、途中味をみて確認する。

コツ!ポイント!

※大根おろしの辛みの抜き方として、加熱することで辛みを抜くことができる。

大根おろしを加熱する辛みの抜き方として、最も簡単な方法としては、軽く(数十秒程度)電子レンジにかける。

個人的には大根おろしを加熱する(火を通す)ことで、大根おろしの味わいを活かしきれないと考えることから、大根の辛みを抜く方法としては、バットなどに大根おろしを広げ置き、おいておくことをオススメいたします。

好みや状況(直ぐに大根おろし辛み抜きたい場合など)に合わせて、お試しください。

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染めおろしの作り方

1 適度に水気を切った大根おろしをボールなどに移し換える。

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2 醤油を適量入れ、しっかりと混ぜ合わせる。

コツ!ポイント!

※初めての方など、醤油を数回に分けて入れ、味や色を確認しながら調整するとよい。

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※大根おろしと醤油をしっかりと混ぜ合わせた、染めおろしの様子。

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どうでしょうか?

大根おろしの気になる臭いや、辛みを簡単に取り除くことができる!

大根おろしに一手間加えて、食べる方に親切な染めおろしにすることができる!

大根おろしに一手間加え、好みや状況に合わせた大根おろしやそのまま大根おろしを焼き魚と一緒に盛り付けるのではなく、

大根おろしに一手間加えて、食べる方に親切な染めおろし!

この機会に是非、お試しください。

様々な野菜や魚介、肉/各種ホルモンなどの下処理/下ごしらえ/レシピ/食べ方

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【板前レシピ】白魚(シラウオ)の食べ方

生の白魚は刺身が旨い!旨い!白魚の刺身を食べるためのこだわりの下処理/下ごしらえはもちろん!白魚の刺身のレシピ/作り方や食べ方など、まとめて徹底解説!

白魚(シラウオ)と素魚(シロウオ)って違うの?

生の白魚って食べたことないんだけど、どうやって食べたらいいんだろう?

下処理/下ごしらえって、どうすればいいんだろう?

なんかいい食べ方ないかなぁ。

なんて思った方が、居るとか居ないとか。

ちょっと待った!

鮮度のよい生の白魚を食べるなら、

まずは刺身!!

クセがなく、適度な苦味とツルっとした口当たり!

プチプチとした食感がとにかく旨い!

そこで、今回!

白魚の旨みを逃さず、刺身で食べたときに水っぽさを感じない下処理/下ごしらえ(洗い方)、白魚の刺身のレシピ/作り方や食べ方など、まとめて解説していこうと思います。

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白魚(シラウオ)と素魚(シロウオ)の違いについて

※白魚(シラウオ)と素魚(シロウオ)は、名前も似ていることから、

同じ魚だと思われがちだが(素魚も白魚と表記して市販されていることもある)、

白魚(シラウオ)は、頭が少し尖った形をして、白っぽく半透明な色をしている。

一方、素魚(シロウオ)は、頭が丸みがかった形をして、黄色みがかり斑点のような柄があり、半透明の色をしている。

また、白魚(シラウオ)は、シラウオ科で、素魚(シロウオ)は、ハゼ科。

踊り食いで有名なのは、素魚(シロウオ)。

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白魚(シラウオ)の刺身の作り方

白魚(シラウオ)の下処理/下ごしらえ

1 ボールなどに水と塩(水に対して3%程度量の塩/塩分濃度3%)、少量の酒を入れ、しっかりと塩を溶かす。

コツ!ポイント!

※塩分濃度3%程度の塩水(立て塩)を使い、白魚を洗うことで、白魚の旨みが抜け落ちることを防ぐことができるだけでなく、ヌメリや臭みを落とすことができる。

また、少量の酒を使うことで、同様にヌメリや臭み(生臭さ/臭い)を落とすことができるだけでなく、生食(刺身)したときに感じる水っぽさを抑えることができる。

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2 しっかりと塩を溶かしたら、氷を入れ塩水(立て塩)をキンキンに冷やす。

コツ!ポイント!

※ぬるま湯や水が温かいと、傷みの原因になってしまう。

特に白魚は、足が早く(傷みやすい)、温かい水などを使って洗うと、

傷みやすくなるだけでなく、白魚の色が白っぽく変色してしまう原因になってしまう。

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白魚(シラウオ)の汚れやヌメリの落とし方/洗い方

3 白魚を入れ、手早くサッと混ぜるように、表面についた汚れや臭みの原因となるヌメリを洗い落とす。

コツ!ポイント!

※ゆっくりと白魚を塩水に浸けるように、洗うと白魚の色が白っぽく変色してしまう原因になってしまう。手早く、白魚を洗うこと。

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※白魚を手早く洗い終えた様子。

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※白魚を手早く洗い終え、ボールに残った塩水の様子。

白魚についた汚れやヌメリが落ち、水が白っぽく濁っているのが分かる。

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4 手早く白魚を洗い終えたら、白魚をザルにあげ水気を切る。

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5 白魚の水気を切ったら、バットなどの容器に、キッチンペーパーや布巾を敷き、

その上にキッチンペーパーや布巾をかぶせ、白魚を挟むように、しっかりと水気を取り除く。

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※キッチンペーパーで、白魚を挟むように、水気を取り除いている様子。

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※洗い終えた白魚をザルにあげしっかりと水気を切ったようでも、まだ水気が残っている。

刺身で食べたとき、水っぽくならないよう、しっかりと水気を取り除くこと。

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※水気をしっかりと取り除いた、白魚の様子。

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白魚(シラウオ)の刺身/盛り付け/食べ方

1 器に、大葉や笹などを敷く。

その上に、見栄えよく白魚を盛り付ける。

好みで、おろした生姜を適量盛り付ける。

コツ!ポイント!

※食べ方としては、生姜醤油はもちろん。

わさびと醤油、ポン酢などを使っても、美味しく食べることができる。

好みに合わせて、お試しください。

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どうでしょうか?

【生しらす】や【のれそれ】とは、

また違った味わいの【白魚(シロウオ)】の刺身!

旨みを逃さず、水っぽさを感じない、

白魚の刺身はまさに絶品!

この機会に是非、お試しください。

白魚(シラウオ)の釜揚げ(塩ゆで)の作り方

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様々な野菜や魚介、肉/各種ホルモンなどの下処理/下ごしらえ/レシピ/食べ方

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おすすめ調理家電/調理器具

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それでは皆様、お付き合いありがとうございました。

また、宜しくお願いいたしますぅ。

【板前レシピ】サザエの酒蒸し/レシピ/作り方

身がふっくらと柔らかい!蒸したサザエが旨すぎる!蒸すときのサザエの向きや仕上がりの違い/蒸し方など、サザエの酒蒸しのレシピ/作り方など、まとめて徹底解説!

蒸しサザエって旨いよなぁ。

サザエを蒸すときって、

フタを上に向けて置くのかなぁ。

下に向けて置くのかなぁ。

仕上がりに違いはあるのかなぁ。

蒸し時間ってどれくらいなんだろう?

蒸し方が分からないんだよなぁ。

フライパンを使って、美味しいサザエの酒蒸しって作れないのかなぁ。

なんて思った方が、居るとか居ないとか。

ちょっと待った!

ご家庭でも気軽に、フライパンを使って、

美味しいサザエの酒蒸しを作ることが、

できるのでございます。

が、しかし。

旨みを逃さず、身はふっくらとして柔らかい!

美味しいサザエの酒蒸しを作るには、

サザエを置く向きや蒸し方が超重要!!

これらを間違えてしまうと、

旨みは抜け落ち、身が縮み硬くなった

サザエの酒蒸しになってしまうのでございます。

そこで、今回!

サザエのフタを上に向けて蒸すのか/フタを下に向けて蒸すのかについて、

フタを上に向けて蒸した場合/下に向けて蒸した場合の仕上がりの違いについて、サザエの旨みを逃さず蒸す方法/サザエの身をふっくらと柔らかく蒸す時間/目安など、

蒸し方について、サザエの酒蒸しのレシピ/作り方/食べ方など、

まとめて解説していこうと思います。

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サザエ(姫サザエ)/下処理/下ごしらえ

1 サザエをバットなどに移し換え、流水を流し入れる。

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2 サザエの殻や蓋部分についたヌメリや汚れをタワシなどで、しっかりと擦り落とす(ヌメリや汚れを洗い落とす)。

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※サザエの殻や蓋部分についたヌメリや汚れを洗い落としている様子。

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※殻と蓋の間(隙間)に汚れが入り込むように、ついていないか確認する。

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※汚れがついているようなら、串などを使いしっかりと汚れを取り除く。

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※流水を流し入れているバットの様子。

水が濁り、汚れなどが底に沈んでいるのが分かる。

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3 洗い終えたサザエを一度ザルにあげ、

洗う前のサザエと、洗い終えたサザエを分けておく。

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※洗い終えたサザエの様子。

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4 ボールに洗い終えたサザエを入れたザルを重ね、流水を流し入れる。

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5 殻が砕けない(崩さない)ように、注意して残ったヌメリや汚れをしっかりと洗い落とす。

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※タワシなどを使いしっかりと汚れを落としたつもりでも、かなりのヌメリや汚れが残っている。

残ったヌメリや汚れをしっかりと、洗い落とすこと。

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6 ヌメリや汚れをしっかりと洗い落としたら、

ボールからザルを取り出し、水気を切る。

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サザエのフタを上/下どちらに向けて蒸すのかについて

※結論から言うと、サザエのフタを上に向けて蒸す。

理由としては、フタを下に向けてしまうと、

せっかくのサザエの旨みが流れ落ちてしまう。

サザエ(姫サザエ)の酒蒸し/フライパンを使う場合の注意点(メリット/デメリット)

メリット

フライパンを使って、サザエの酒蒸しを作るメリットとしては、蒸し器などがなくても手軽に/気軽に、美味しいサザエの酒蒸しを作ることができる。

また、蒸し器などを準備する手間などを省くことができる。

デメリット

まず、蒸すとは蒸気を使って食材に火を通す(加熱する)。煮炊き(煮る/炊く)をする訳ではない。

フライパンを使って、サザエの酒蒸しを作るデメリットとしては、サザエのフタを上に向ける/下に向けるかだけではなく、蒸すと煮炊き(煮る/炊く)するとの違いを理解せずに、酒の量を誤ってしまうと、どちらに向けたところで、サザエの旨みが抜け落ちてしまう。

※サザエの旨みを逃さず蒸す方法などについて、詳しくは下記にある、コツ!ポイント!等をご覧ください。

 

 

サザエの酒蒸し/作り方

サザエ(姫サザエ)の蒸し方

1 フライパンにフタを上に向けて、サザエを並べ置く。

サザエのフタ(口)に酒が入らない程度量の酒を注ぎ入れる。

コツ!ポイント!

※サザエのフタに酒が入らないようにすること。

たっぷりと酒を入れてしまうと、せっかくのサザエの旨みが、酒に抜け落ちてしまう。

※酒の量がどれくらいかの目安としては、フライパンに小指を立てるようにして、

第一関節程度の深さ/高さ程度。

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コツ!ポイント!

※下画像/フライパンの底が浸かる程度の少量の酒をフライパンに注ぎ入れた様子。

サザエの大きさなど異なることから、どれくらいの量の酒を使うかは多少の慣れが必要になる。

初めての方など、フライパンの底が浸かる程度の少量の酒を入れて、サザエを蒸すとよい。

ただし、酒の量が少な過ぎると、サザエに火が通る前に、酒が詰まりフライパンの底が焦げついてしまう。

サザエが蒸しあがる前に、酒が少なくなってきたら、酒を追加して注ぎ入れること。

その際、蓋を開けると、温度が一気に下がる。

30秒~60秒程度、蒸す時間を長くするなど調整すること。

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2 フライパンにフタをして火にかける。

 

 

サザエ/蒸し時間(目安)

※フタをして火にかけ、酒を沸かし、しっかりと蒸気が上がってから。

※小さなサザエ(姫サザエ)5分~6分程度。

※大きなサザエなら、10分程度。

コツ!ポイント!

※サザエは、火を通し過ぎてしまうと、身が縮み硬くなってしまう。

上記、蒸し時間(目安)で、火が通っていないと、いうことはないとは思うが、人それぞれ扱うサザエの大きさなど異なることから、絶対とは言いきれない。

しっかりと火が通っているか確認する方法としては、火が通っていると小さなサザエなら、爪楊枝や串、大きなサザエなら、フォークや目打ち、千枚通し(アイスピック)などを身に差し込み、殻から簡単に身を取り出すことができる。

殻に貝柱が、しっかりとくっついているようなら、再度加熱するなどの調整をするとよい。

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※下画像/フタをして、サザエを蒸している様子。

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※しっかりと酒が沸いている状態を維持して蒸す。

火にかけていると酒が詰まる。

酒が残っているかを確認すること。

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※蒸し終えた、サザエの酒蒸しの様子。

下画像をご覧いただければ分かると思うが、フタ付近にサザエの旨みがとどまっているのが確認できる。

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※フライパンに残った酒の様子。

ご覧いただければ分かるように、サザエの旨みが一切抜け落ちていない(酒が濁っていない/色づいていない)。

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サザエ酒蒸し/フタを下に向けて蒸した場合と上に向けて蒸した場合の仕上がりの違い

※参考までに、あえてフタを下に向けてサザエを酒蒸しにしている。

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※フタを上に向けて蒸した酒蒸しと同様の手順で、フタを下に向けて、サザエを酒蒸しにしている様子。

下画像をご覧いただければ分かるように、蒸すというよりは、煮る/炊くという表現が正しいと言える。

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※フタを下に向けて、サザエに火を通し終えた様子。

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※フライパンに残った酒の様子。

フタを上に向けてサザエを酒蒸しにしたときと、フライパンに残った酒の色が明らかに異なる。

言い方を変えると、これだけのサザエの旨みが、酒に抜け落ちてしまったといえる。

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サザエの酒蒸し/身の取り出し方

1 小さなサザエ(姫サザエ)なら、爪楊枝や串。

大きなサザエなら、フォークや目打ち、千枚通し(アイスピック)などを殻のフタの間(隙間)に差し込む。

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2 殻と蓋の間(隙間)に爪楊枝などを入れ、そのまま身に差し込む。

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3 巻いた殻の向きに合わせ、ひねり上げるように、殻から身を取り出す。

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※殻から身を取り出している様子。

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※多少の慣れや感覚が必要になるが、しっかりと火が通っていれば、簡単に身と肝を殻から取り出すことができる。

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サザエの酒蒸し/蓋の取り方(外し方)

1 身を押さえ、そのまま蓋をつまみ取り除く。

大きなサザエなど、手では蓋が外しにくいようなら、包丁を蓋に沿わせて切り外してもよい。

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サザエ(姫サザエ)の苦い部分/砂のある部分(砂袋)/硬い部分(サザエの口/歯)はどこなのかについて

※サザエ/部位ごとの違いについて詳しくはこちらをご覧ください。

サザエ/部位ごとの違い

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上記/記事で、詳しく解説しているため、今回は簡潔に説明させていただきます。

苦い部分は、サザエの身の下側(貝柱付近)にある薄くヒラヒラとした部分(ヒダ/特に苦い)と、肝にある渦のような模様から上のワタのような部分やエラ。

砂がある部分(砂袋)は、肝にある渦のような模様部分からその上のワタような部分。

硬い口(歯)の部分は、触角の部分の裏側。

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※サザエ(姫サザエ)、苦い部分の取り方、口(歯)の取り方、砂袋の取り方について詳しくはこちらをご覧ください。

サザエの煮物(含め煮)の作り方

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姫サザエ(小さなサザエ)の酒蒸し/あしらいや八寸などの盛り付け方

1 殻と蓋の間(隙間)から爪楊枝(黒もじ)を入れ、身に差し込む。

殻から身を少し出す。

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2 身から蓋を取り除く。

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3 器に、姫サザエの酒蒸しと蓋を見栄えよく盛り付ける。

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サザエ酒蒸しの/盛り付け/食べ方

1 器に、見栄えよくサザエの酒蒸しを盛り付ける。

サザエを蒸し終え、フライパンに残った酒を適量注ぎ入れる。

コツ!ポイント!

※食べ方としては、そのままはもちろんのこと、

蒸し終えたとき、フライパンに残った酒を身に絡めるように、食べてもまた違った味わいを楽しむことができる。

ただし、サザエ(小さなサザエ/大きなサザエ)の苦味や砂、口(歯)が気になるようなら、それらを取り除いてから食べるなど、好みに合わせてお試しください。

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コツ!ポイント!

※サザエの酒蒸しを一つ、爪楊枝(黒もじ)を差し込み、殻から身を少し出し、蓋を取り除いたサザエを盛り付けることで、盛り付けに変化をつけることができる。

それだけでなく、初めての方でも、食べ方をイメージすることができる。

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どうでしょうか?

旨みを逃さず身をふっくら!柔らかく!

蒸しあげた、サザエの酒蒸しは、

まさに絶品でございます。

この機会に是非、お試しください。

サザエの塩茹で/作り方

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様々な野菜や魚介、肉/各種ホルモンなどの下処理/下ごしらえ/レシピ/食べ方

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それでは皆様、お付き合いありがとうございました!

また、宜しくお願いいたしますぅ。

【板前レシピ】サザエの塩ゆで/レシピ/作り方

サザエの塩ゆでが旨すぎる!茹で時間や茹で方はもちろん!絶品!【サザエの塩ゆで】のレシピ/作り方や食べ方など、まとめて徹底解説!

サザエと姫サザエって違うの?

前にサザエの塩ゆでを作ってみたんだけど、

身が小さくなったり、硬くなってしまったり、

上手な茹で方とか、茹で時間とかあるのかな?

サザエの蓋がぎゅっと閉じてしまって、

身を取り出せない。

上手な身の取り出し方ってあるのかな?

身が大きくて、柔らかく仕上げた、

美味しいサザエの塩ゆでが食べたいなぁ。

なんて方が、居るとか居ないとか。

ちょっと待った!

サザエと姫サザエの違いはズバリ!

同じサザエでございます。

小さなサザエのことを【姫サザエ】と呼ぶ。

もうね。サザエの塩茹でがとにかく旨いのなんの!

が、しかし。

茹で加減や火加減などの茹で方しだいで、

仕上がりに大きな違いが!?

身が縮んで硬くなってしまっては、せっかくのサザエが台無しになってしまうのでございます。

そこで、今回!

サザエ(姫サザエ)の塩茹での身の取り出し方や、

食べたとき硬く口に残るような部分の取り方、砂の入った部分(砂袋)の取り方、苦味のある部分の取り方、身が縮んで硬くならずに、身が大きくふっくらと柔らかく仕上げる方法(煮方/炊き方)。

サザエ(姫サザエ)の塩茹でのレシピ/作り方や食べ方など、まとめて解説していこうと思います。

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サザエ(姫サザエ)/下処理/下ごしらえ

1 バットなどの容器にサザエを移し換える。

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サザエ(姫サザエ)/汚れの落とし方

2 流水を流し入れ、サザエの殻の表面についたヌメリや汚れをタワシなどを使い、しっかりと落とす(擦り落とす)。

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※タワシで、サザエの殻や蓋部分についた、

ヌメリや汚れを擦り落としている様子。

解説では、サザエを洗っている様子を確認しやすくするため、サザエに流水を当てていないが、

バットに流し入れている流水に、サザエを当てながら(汚れを流し落としながら)、サザエの汚れをタワシなどで擦り落とすと効率よく、ヌメリや汚れを洗い落とすことができる。

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サザエ(姫サザエ)/殻と蓋部分の隙間にある(残ってしまった)汚れの落とし方/取り方

3 殻と蓋部分の隙間に汚れが残っていないか確認する。

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4 汚れが残っている(隙間に挟まるように汚れがついている)ようなら、

爪楊枝や串などを使い汚れを取り除く。

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※まず、下画像をご覧ください。

流水をバットに流し入れながら、サザエの汚れを落としているが、バットの中の水は濁り、底には汚れが沈んでいる。

汚れを落とし終えたサザエをバットの中に戻さず、

一度ザルなどにあげておく。

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5 汚れを落とし終えたサザエは、洗う前のサザエが入っているバットに戻さず、

ザルなどにあげておく(洗っていないサザエと洗い終えたサザエを分けておく)。

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※ヌメリや汚れを落とし終えたサザエの様子。

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※サザエの汚れを落とし終え、バットに残った水の様子。

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6 ヌメリや汚れを落とし終えたら、ボールにザルにあげておいたサザエを重ねる。

流水を流し入れ、手でサザエとサザエを擦り合わせるように、殻に残ったヌメリや汚れを洗い落とす。

コツ!ポイント!

※ガシガシとサザエの殻と殻とを擦りつけてしまうと、殻がかけて(砕けて)しまう。

力加減に注意すること。

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※表面についた汚れを落とし、再度汚れを洗い落としている様子。

このとき、サザエにヌメリなどが残っていないか、確認すること。

残っているいるようなら、しっかりと洗い落とす。

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※タワシなどを使い、しっかりとヌメリや汚れを落としたようでも、

下画像のように汚れが残っている。

再度、サザエを洗い水が濁らなくなる/汚れが残っていないことを確認する(しっかりとサザエについたヌメリや汚れを洗い落とす)。

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7 サザエのヌメリや汚れをしっかりと落としたら、水気を切る。

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サザエ(姫サザエ)の塩ゆで/ゆで方(煮方/炊き方)

1 鍋にサザエがヒタヒタに浸かる程度量の、

水と塩を適量入れる(塩水)。

サザエ(姫サザエ)ゆで汁(地)/割合(目安)

水に対して1.5%~2%程度量の塩(塩分濃度1.5%~2%程度)

例/水1000mlに対して塩15g~20g程度

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サザエ(姫サザエ)/塩ゆで/身を縮めず柔らかく茹でる方法(ゆで方)

サザエ(姫サザエ)水から茹でるのかお湯から茹でるのかについて

※サザエは基本的に水(冷たい/常温)の状態から茹でる。

サザエに限らず、蓋のようなものがある貝/巻き貝(ナガラミやシッタカなど)は、お湯(温かい/熱い)から茹でてしまうと、身を守るため(驚いたような状態)グッと奥まで入ってしまい、身が取り出しずらくなってしまう。

また、身も硬くなってしまう。

イメージとしては、一気に火を通すのではなく、

じっくり/ゆっくりと火を通すように、茹でる。

サザエ(姫サザエ)/茹でる向きは上に向けて置くのか下に向けて置くのかについて

※人それぞれ考え方など異なることから、

何を正しいとするかは難しいが、

個人的には、なるべく上または、横に向けて置くように、サザエを鍋に並べ置く。

理由としては、蓋を下に向けて置き茹でると、熱が身に直に(ダイレクト)入ってしまう(過度に火が入る/一気に火が入る)印象を受ける。

また、なるべく隙間を作らないように、鍋の大きさを合わせて並べ置き茹でる(煮炊き)ことで、地(煮汁)を少ない量で(無駄にすることなく)煮炊きすることができる。

 

 

2 鍋になるべくサザエの蓋を上または、横に向けて置く。

昆布一片を好みで入れ火にかける、

コツ!ポイント!

※個人的には、サザエを塩ゆでにする際、

サザエと昆布の出汁は相性がよいと考えているため、昆布一片を入れる。

また、出汁として使った昆布も美味しく食べることができることから(盛り付けに変化をつける意味も含め)、盛り付けにも昆布を使用する。

出汁昆布を入れるか入れないかについては、好みに合わせてお試しください。

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3 火にかけ地(ゆで汁)が沸く途中、アクが浮いてきたらオタマなどで丁寧にすくい取る。

地が沸いたら火力を落とす。

落とし蓋(なければ鍋の大きさに合わせて切ったクッキングシートで代用可)して、地がコトコトとなる程度に火力を調整し茹であげる(サザエにしっかりと火を通す)。

 

 

サザエ(姫サザエ)/茹で時間(目安)

※塩ゆでの地(茹で汁)が沸いて火力を落とし、塩ゆでの地(茹で汁)がコトコトとなるよう調整して、落とし蓋をしてから。

小さなサザエ(姫サザエ)なら5分程度

普通~大きなサザエなら10分程度

コツ!ポイント!

※サザエは火を通し過ぎると、身が縮み硬くなってしまう。

※火がしっかりと通った目安としては、サザエにしっかりと火が通っていれば、

身に串などを差し込み、殻から身をスルッと簡単に取り出すことができる。

上記、茹で時間を目安として、茹でれば火が通っていないということはないとは思うが、殻から身を取り出すとき、まだ殻にしっかりと身が張りついているようなら、

再度茹でるなど調整する。

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※茹で汁(泡)が落とし蓋に当たる程度を目安に火力を調整する(イメージとしては泡/気泡を上手く利用して茹であげる)。

茹で汁(地)の表面からサザエが少し出る、ヒタヒタ程度量の少なめの茹で汁を使い、火にかけて立つ泡を上手く利用するように、茹であげることで、

茹で汁を節約できるだけでなく、

サザエを優しく均等(全体)に茹であげる(火を通す)ことができる。

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※茹で終えた、サザエの塩ゆでの様子。

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サザエ(姫サザエ)/味の含ませ方/冷まし方

4 茹で終えたサザエと茹で汁(地)をボールなどに移し換え、自然と冷まし味を含ませる。

コツ!ポイント!

※鍋にサザエと地(茹で汁)を入れ火にかているときよりも、冷める段階の方が味が入る。

冷水など使わずに、自然にしっかりと冷ますことで味を染み込ませることができる。

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5 サザエをしっかりと冷ましたら、そのままタッパーなどの容器に、移し換える。

タッパーなどの容器に蓋をして冷蔵庫に入れる。

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サザエ(姫サザエ)/塩ゆで/身の取り出し方

1 蓋を上に向けるように、サザエの塩ゆでを持つ。

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2 サザエの蓋の端(蓋と殻の隙間)を姫サザエや小さめのサザエなら楊枝または竹串などを使い、

大きなサザエならフォークや目打ち、千枚通し(アイスピック)などを使いグッと差し込む。

コツ!ポイント!

※しっかりと火が通っていれば、ピタリと蓋が閉じているようでも、蓋の端部分を串などをグッと押しつけると、蓋が斜めにズレ上がったような状態にすることができる。

できた隙間から、身に串などを差し込む。

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3 蓋と殻の隙間に串などを差し込む(身に差し込む)。

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4 殻と身をグルリとひねり上げるように、殻から身を取り出す。

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※殻から身を取り出している様子。

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※しっかりと火を通すことで、身だけでなくワタの先端までキレイに取り出すことができる。

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サザエ(姫サザエ)/塩ゆで/蓋の外し方(取り方)

1 片方の手で身を押さえ、もう片方の手で蓋を指でつまむ。

※大きなサザエなど、包丁を蓋に沿わせて切り外してもよい。

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2 そのまま、身から蓋を剥がすように蓋を取り除く。

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※身から蓋を取り除いた様子。

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※サザエの部位ごとの違いについて詳しくは、こちらをご覧ください。

サザエ/部位ごとの違い

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サザエ(姫サザエ)の塩茹で/砂袋の取り方

1 くるっと丸まった先端付近の肝の部分を下とすると、渦のような模様の入った部分と、その上側(身側)のワタのような部分に砂が入っている(砂袋)。

渦のような模様の部分から下のくるっと丸まった肝の先端付近には、

砂が入っていない。

渦のような模様の入った部分から下のくるっと丸まった肝の部分を切り外す。

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※渦のような模様のある部分から下側の砂の入っていない肝部分を切り外す。

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※身の下側(貝柱付近)辺りからワタのような部分を指でつまんで引き剥がす。

または、包丁でしごくようにして取り除く。
※下画像/指でつまんでいるワタのような部分(渦のような模様が入っている部分含む)が、砂が入っている部分(砂袋)。

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サザエ(姫サザエ)の塩茹で/口(歯)の部分の取り方

1 身の部分にぷっくりとしたような、触角のある部分の裏側辺りに、赤みがかった口(歯)がある。

身と触角のある部分の間(隙間)に、包丁で切り込みを入れ開く。

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※包丁の刃先辺りの裏側に、赤みがかった口(歯)の部分がある。

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※身と触角のある部分の間(隙間)から、包丁で切り込みを入れている様子。

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※包丁で切り込みを入れ、触角のある部分を開いた様子。

触角のある部分の裏側にある、赤みがかった部分が口(歯)。

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2 赤みがかった口(歯)の部分を指でつまみ取り除く。

または、包丁でなでるように、取り除く。

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※サザエの口(歯)を取り除いた様子。

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サザエ(姫サザエ)の塩茹で/苦味のある部分の取り方

1 身の下側(貝柱付近)についた薄くヒラヒラとした部分(ヒダ)が特に苦味が強い。

この部分を指または、包丁で取り除く。

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※薄くヒラヒラとした部分(ヒダ)を一部、外した様子。

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※身の下側(貝柱付近)についた、薄くヒラヒラとした部分(ヒダ)を取り除いた様子。

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※砂袋や苦味のある部分、口(歯)など、必ずしも取り除く必要はない。
これらの部分を含め、サザエの味わいとするのであれば、そのまま取り除かずに食べる。

特に大きなサザエなど、気になる。

食べて不快に感じるのであれば、取り除くなど、

好みや状況に合わせて、お試しください。

 

 

小さなサザエ(姫サザエ)の塩茹で/あしらいや八寸などの盛り付け方

1 爪楊枝(黒もじ)を差し込み、身の一部を殻から少し出す。

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2 身から蓋を取り除く。

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3 器に、爪楊枝(黒もじ)を差し込み身を少し出したサザエの塩茹でと、蓋を見栄えよく盛り付ける。

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サザエ(姫サザエ)の塩茹で/盛り付け/食べ方

1 サザエと一緒に塩茹でにした昆布(出汁として使った昆布)を器に合わせた大きさに切る。

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2 器に昆布を敷く。

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3 サザエの塩茹でを見栄えよく盛り付け、茹で汁を適量注ぎ入れる。

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コツ!ポイント!

※一つ爪楊枝(黒もじ)を差し込み、身を少し出し、蓋を外した、サザエの塩茹でを盛り付けることで、盛り付けに変化をつけることができる。

それだけでなく、初めて食べる方など、食べ方のイメージがつく。

※食べ方としては、塩茹で仕上げ温かい状態で食べる。

冷まして、味を染み込ませた(含めた)冷たい状態の塩茹でを食べる。

味を含めたサザエの塩茹でを温めて食べるなど、

好みに合わせて、お試しください。

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どうでしょうか?

サザエの塩茹では、ただ塩水で茹でればよいということではなく、茹で方などにちょっとした手間をかけることで、

身が縮んで硬くなってしまうことを防ぎ、身は大きく柔らかい!

さらには、サザエの味わいを引き立てた、

まさに絶品!サザエの塩茹でに仕上げることが、

できるのでございます。

この機会に是非、お試しください。

サザエの煮物(含め煮)の作り方

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様々な野菜や魚介、肉/各種ホルモンなどの下処理/下ごしらえ/レシピ/食べ方

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それでは皆様、お付き合いありがとうございました!

また、宜しくお願いいたしますぅ。

【板前レシピ】サザエの煮物(含め煮)レシピ/作り方

サザエの煮物!含め煮が旨すぎる!身を縮めずに柔らかく仕上げる方法(煮方/炊き方)身の取り出し方、硬く食感の悪い口の取り方、苦い部分の取り方、ジャリっと不快な砂袋の取り方、サザエ(姫サザエ)の煮物のレシピ/作り方、食べ方など、まとめて徹底解説!

うーん。せっかくサザエを煮たのに、身が縮んで硬くなってしまった。

ジャリっと不快な砂を噛んでしまった。

サザエは肝が苦いんじゃないの?

肝を取ったのに苦い。

【サザエのツボ煮】ってなんだ?

あぁ。旨いサザエの煮物が食べたいなぁ。

何て方が居るとか居ないとか。

ちょっと待った!

サザエの【含め煮/ふくめ煮】がとにかく旨い!

と、言っても人それぞれ様々な呼び方があり、

【旨煮/うま煮】、甘辛い味つけをして【甘辛煮/あまから煮】、サザエを殻つきのまま煮炊きして【壺煮/つぼ煮】、なかには【煮付け/につけ】なんて呼び方をする方も。

サザエは、煮炊きのやり方で、身が縮んでしまったり、硬くなってしまう。

苦味のある部分を取り除かなければ苦味を感じ、

硬い口の部分を取り除かなければ、

口に残るような口当たりに、

砂の入った部分(砂袋)を口にすると、ジャリっと不快な思いをすることも。

小さなサザエ(姫サザエ)ならば、さほど気にならなかったとしても、

大きなサザエになると、

特にこれらをしっかりと、処理する必要があるのでございます。

そこで、今回!

サザエの煮物(含め煮)の殻から身の取り出し方、苦味のある部分の取り方、口(歯)の部分の取り方、砂袋の取り方、サザエの身を縮めず硬くせずに柔らかく煮炊きする方法(煮方/炊き方)、サザエの部位ごとの違い、サザエの煮物のレシピ/作り方/食べ方や、盛り付け方など、まとめて解説していこうと思います。

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サザエ(姫サザエ)の煮物(含め煮)の作り方

サザエ(姫サザエ)/下処理/下ごしらえ

1 サザエをバットなどに移し換え、流水を流し入れる。

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2 サザエの殻や蓋についたヌメリや汚れをタワシなどを使い、しっかりと落とす(タワシなどで擦り落とす)。

※サザエについたヌメリや汚れは、水を当てるだけでは落としきれない。

しっかりとタワシなどで、殻や蓋部分を擦りヌメリや汚れを落とす。

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※タワシを使い、ヌメリや汚れを落としている様子。

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サザエ(姫サザエ)/殻と蓋の隙間に入り込んだ汚れの落とし方

3 殻と蓋部分の隙間(間)に、汚れが残っているようなら、爪楊枝や串などを使い、しっかりと取り除く。

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※殻と蓋部分の隙間の汚れを落としている様子。

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4 ヌメリや汚れをタワシなどを使い、落としたサザエをヌメリや汚れを落とす前のサザエが入っているバットには戻さず、一度ザルなどにあげておく。

※汚れを落とす前のサザエと、汚れを落としたサザエを分けておく。

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※ヌメリや汚れを落としたサザエをザルにあげている様子。

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※ヌメリや汚れをタワシを使い、落とし終えたサザエの様子。

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5 ボールに、洗い終えたサザエを入れたザルを重ね、流水を入れる。

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6 サザエの殻と殻とを軽く擦り合わせるように、手で混ぜ合わせ、

サザエの殻などに残った、ヌメリや汚れを洗い落とす。

コツ!ポイント!

※ガシガシと力強く、混ぜ合わせてしまうと、殻がかけてしまう(砕けてしまう)。

サザエの殻を傷つけないよう、力加減に注意すること。

このとき、殻の表面を触りヌメリなどが残っていないか確認する。

ヌメリなどが残っているようなら、しっかりと洗い落とす。

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※タワシなどを使い、しっかりとヌメリや汚れを落としたつもりでも、汚れが残っている。

ボールの中の水が濁らず、汚れがないかを確認し、しっかりとサザエのヌメリや汚れを洗い落とす。

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7 しっかりとサザエの殻や蓋などについたヌメリや汚れを落としたら、水気を切る。

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サザエ(姫サザエ)の煮物(含め煮)/身を縮めず柔らかく仕上げる方法(煮方/炊き方)

1 鍋に含め煮の地(水、酒、醤油、ミリン)をサザエがヒタヒタに浸かる程度の量を入れる。

昆布一片を入れ、なるべくサザエの蓋を横または、上に向けるように並べ置く。

薄く切った生姜を適量(数枚)入れ、火にかける。

サザエ(姫サザエ)の煮物(含め煮)地/煮汁の割合(目安)

水9、酒1、薄口醤油1、ミリン1

コツ!ポイント!

※薄口醤油がなければ濃口醤油でも可

その際、薄口醤油と比べ濃口醤油は塩気が弱い。

味をみて水を少し減らすなどの調整をする。

また、甘味を足したいのであれば、砂糖を適量入れる。

サザエ(姫サザエ)の煮物に出汁(鰹出汁)を使うのか使わないのかについて

※人それぞれ、好みや考え方が異なることから、

否定する訳ではないが、何でもかんでも出汁(鰹出汁)を使う方を多く目にする。

個人的には、サザエの味わい(旨み)を活かした含め煮に仕上げるのであれば、

鰹出汁を使う必要はない。

理由としては鰹出汁は旨みが強く、せっかくのサザエの味わいを活かすことができず、

何をメインとした煮物なのかが分からないような、訳の分からない、

中途半端な仕上がりのサザエの含め煮に仕上がってしまう。

サザエの旨みを引き立てるのであれば、昆布を使うことをよしと考える。

好みに合わせて、お試しください。

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※サザエの下に入った昆布の様子。

昆布に関しては、出汁として使った昆布も美味しく食べることができることから(盛り付けにも使用する)、鍋に一緒入れている。

昆布出汁のみを使うのであれば、30分~2時間、3時間程度、水に浸けるなどあるが、一晩程度しっかりと浸け出汁を取るとよい。

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2 火にかけ地(煮汁)が沸く途中、アクが浮いてきたら、オタマなどで丁寧にすくい取る。

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※アクを丁寧に取り除いている様子。

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3 地(煮汁)が沸いたら、コトコトとなるように火力を落とし調整する。

落とし蓋(鍋に合わせた大きさに切ったキッチンペーパーでも可)をして、サザエにじっくりと火を通すように仕上げる(煮る/炊く)。

サザエ(姫サザエ)の煮物(含め煮)/時間(目安)

※地(煮汁)が沸き、落とし蓋をしてコトコトとなるように火力を落とし調整してから、

小さなサザエ(姫サザエ)なら5分程度

大きなサザエなら10分程度

コツ!ポイント!

※サザエはグツグツと強い火力で煮炊きしたり、

火を通し過ぎてしまうと、身が縮み硬くなってしまう。

コトコトとじっくり適度に火を通すように、煮炊きすることで身が縮まらず、

身を柔らかく仕上げることができる。

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※火にかけることで煮汁から立つ泡が落とし蓋に当たり、コトコトと鍋の中の煮汁が対流するように火力を調整する。

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※落とし蓋(キッチンペーパー)をめくった、煮汁の様子。

煮汁がコトコトとなるように、しっかりと火力を調整すること。

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※煮炊きを終えたサザエ含め煮の様子。

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サザエ(姫サザエ)の煮物(含め煮)/味の含ませ方/冷まし方

1 鍋からサザエの含め煮や煮汁などをボールなどに移し換える。

自然にしっかりと冷ます。

コツ!ポイント!

※サザエの煮物を炊きあげ(仕上げた)、温かい状態でも美味しく食べることができる。

ただし、仕上げたて(炊き終えた/煮終えた)のサザエは、しっかりと味が入っていない(あっさりとした味わい)。

しっかりとサザエに、味を染み込ませたいのであれば(含ませた)、一度しっかりと自然に冷ますこと。

鍋に煮汁(地)とサザエ(姫サザエ)を入れ、

火にかけているときよりも、冷ましているとき(冷める段階)の方が味が入る。

冷水などを使わず、自然と冷ますことで、しっかりと味を染み込ませる(含ませる)ことができる。

温かく味がしっかりと入った、サザエの煮物が好みなら、一度しっかりと自然に冷ましてから、再度、サザエの煮物を温める。

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2 しっかりと冷ました、サザエの含め煮や煮汁などをタッパーなどの容器に移し換える。

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3 煮汁の表面にピタッとラップをかぶせ、タッパーなどの容器に蓋をして冷蔵庫に入れる。

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サザエ(姫サザエ)の煮物(含め煮)/身の取り出し方

1 サザエの蓋を上に向けて持つ。

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2 小さなサザエ(姫サザエ)なら爪楊枝や串。

大きなサザエならフォークや目打ち、千枚通し(アイスピック)などを殻と蓋の間(隙間)に差し込む。

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3 殻と蓋の隙間からサザエの身に串などを差し込み、巻いた貝の向きに合わせるように(ひねるように)、殻から身を取り出す。

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※殻から身を取り出した様子。

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サザエ(姫サザエ)部位ごとの違いについて

※サザエの部位ごとの違いについて詳しくは、こちらをご覧ください。

サザエ/部位ごとの違い

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※まず、下画像をご覧ください。

殻から取り出したサザエの部位を大きく分けると、身/貝柱/肝(ワタ)/口/ヒダ(ヒラヒラとした薄い部分)/エラ/砂袋/蓋となる。

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サザエ(姫サザエ)美味しく食べることができる部分

※小さなサザエ(姫サザエ)の煮物などの場合、特に気になることがなければ、

砂袋やエラ、ヒラヒラとした薄い部分(ヒダ)、口(歯)の部分など、

取り除かずに殻から身と肝を取り出しそのまま食べる(蓋は取り外す)。

または、気になるようなら、その部分を取り除くなど、

好みや状況に合わせるようにする。

大きなサザエに関しては、これらの違いを知っておくことで、

食べてから後悔すること美味しく食べることができる。

大きなサザエに関しても、気にならないようなら、そのまま食べる。

気になるようなら、その部分を取り除くなど好みに合わせて、お試しください。

※人それぞれ好みなどが異なることから、

どこを美味しく食べることができるとするのは難しいが、苦味や砂、食べたとき口に残るようなことのない部分として、身/貝柱/砂の入っていない肝(ワタ)部分となる。

※サザエの身/貝柱/砂の入っていない肝の画像。

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サザエ(姫サザエ)苦味、砂、口に残る部分(硬さを感じるなど)

※硬さや苦味、ジャリっとした食べて不快に感じる砂の入った部分としては、

サザエ(姫サザエ)苦味を感じる部分は、薄くヒラヒラとした部分(ヒダ)エラやエラ付近の部分。

※特に苦味が強いのは、身の下側(貝柱付近)についた、ヒラヒラとした薄い部分(ヒダ)

その他に気になるような苦味を感じる部分としては、エラやエラ付近の部分(エラ付近のワタのような部分/砂が入った部分)。

※下画像の指でつまんでいる身の下側(貝柱付近)についた、薄くヒラヒラとした部分(ヒダ)の様子。

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※ヒラヒラとした薄い部分(ヒダ)とエラの画像。

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サザエ(姫サザエ)砂が入っている部分(砂袋)

※くるっと丸まった肝の部分を下とすると、渦のような模様のある部分(砂袋)から上の身側辺りにあるワタのような部分。

※渦のような模様のある部分とその上(身側)にあるワタのような部分に、砂が入っている。

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※渦のような模様のある部分から下側(肝の先端付近)には、砂が入っていない。

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※指でつまんでいるワタのような部分や渦のような模様のある部分に、砂が入っている(砂袋)。

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サザエ(姫サザエ)の煮物/蓋の外し方/取り方

1 身を押さえ、蓋を手で取り外す。

コツ!ポイント!

※しっかりと火が通っていれば、身から蓋を簡単に手で取り外すことができる。

手で蓋を取り外すことで、蓋に身を残さず、

無駄なく綺麗に蓋を取り外すことができる。

大きなサザエなど、手で身から蓋を外しずらいようなら、包丁で切り外す。

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※身から蓋を手で取り外し終えた様子。

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サザエ(姫サザエ)の煮物/ジャリっとした砂を含む部分(砂袋)の取り方

1 丸まった肝を下とすると、渦のような模様のある部分(砂袋)から上(身側)のワタのような部分に砂が入っている。

渦のような模様のある部分から下の肝を切り落とす。

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※渦のような模様のある部分より下側の肝を切り落とした様子。

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※身の下側(貝柱付近)のワタのような部分の境目辺りから手または、包丁でなでるようにして、砂が入っているワタのような部分(砂袋)を取り外す。

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サザエ(姫サザエ)の煮物/口(歯)の部分の取り方

1 身のぷっくりとした部分(触角のある部分)と、身の間(隙間)に包丁を入れ開く。

コツ!ポイント!

※触角のある部分にV字に切り込みを入れ、口の部分を切り外してもよいが、切り外さずに開いて取る方が、手間なく口(歯)の部分を取り除くことができる。

好みに合わせて、お試しください。

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※包丁の刃先部分のサザエ(触角のある部分)の裏側に、口(歯)がある。

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※身と触角のある部分の間(隙間)に包丁で、切り目を入れている様子。

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※身と触角の部分を開いた様子。

赤みがかった部分がサザエの口(歯)の部分。

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2 包丁で赤みがかった口(歯)の部分をなでるようにして、取り除く。

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※サザエの口(歯)の部分を取り除き終えた様子。

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サザエ(姫サザエ)の煮物/ヒラヒラとした薄い部分(ヒダ)の取り方

1 身の下側(貝柱付近)についているヒラヒラとした薄い部分(ヒダ)の部分をつまみ、引っ張るようにして取り除く。

コツ!ポイント!

※大きなサザエなど、手で取り除きずらいようなら、包丁で切り外す。

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※薄くヒラヒラとした部分(ヒダ)の一部を取り外した様子。

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※取り外し終えた様子。

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サザエ(姫サザエ)の煮物(含め煮)/盛り付け/食べ方

1 サザエと一緒に炊いていた昆布を器に合わせて切る。

器に昆布を敷き、サザエの含め煮を見栄えよく盛り付け、煮汁を適量注ぎ入れる。

コツ!ポイント!

※サザエの煮物(含め煮)の食べ方についてだが、しっかりと自然に冷まして冷たい状態はもちろん。

温めても、美味しく食べることができる。

仕上げたての温かいサザエの煮物も、あっさりとした味わいで美味しく食べることができる。

好みに合わせて、お試しください。

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コツ!ポイント!

※一つ蓋を取り外し身を少し出すように、盛り付けることで、盛り付けに変化をつけることができるだけでなく、初めて食べる方でも、身の取り出し方や、食べ方を想像できる(イメージがつく)。

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小さなサザエ(姫サザエ)の煮物(含め煮)/あしらいや八寸(前菜)などの盛り付け方

1 殻と蓋の隙間から身に爪楊枝(黒もじ)を差し込み、身を少し殻から出す。

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2 身から蓋を取り外す。

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3 器に、爪楊枝(黒もじ)を差し込み、殻から身を少し出した、サザエの含め煮と蓋を見栄えよく、盛り付ける。

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どうでしょうか?

小さなサザエ(姫サザエ)の煮物に関しては、

抵抗なく食べられる!美味しい!

と思うのであれば、そのまま存分にサザエの煮物(含め煮)を存分に味わう!

気になるようなら、砂袋や口(歯)、薄くヒラヒラとしたような部分(ヒダ)を取るなどの処理をする。

ただし、大きなサザエの煮物(含め煮)に関しては、砂袋や苦味を感じる部分、口(歯)を取り除くなど、好みや状況に合わせて、これらの処理を済ませることで、

同じサザエの煮物でも、

旨さ倍増すること間違いなし!?

この機会に是非、お試しください。

サザエの塩茹で/作り方

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様々な野菜や魚介、肉/各種ホルモンなどの下処理/下ごしらえ/レシピ/食べ方

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それでは皆様、お付き合いありがとうございました!

また、宜しくお願いいたしますぅ。

【板前レシピ】サザエ/部位ごとの違い

サザエの可食部や不可食部、肝の色の違いについて、苦みがある部分、砂が含まれる部分、硬い口(歯)の部分など、サザエを美味しく食べるための部位ごとの違いについてまとめて徹底解説!

サザエがジャリっとする。

うーん。何でだろう?

サザエは肝が苦いっていうから、

肝を取ったのに苦いんだよなぁ。

肝が濃い緑色をしていたり、白っぽい色をしていたり、違いってあるのかな?

サザエを食べたら、硬くて口に残るような部分があった。

サザエの可食部とか不可食部とかあるのかな?

どこが美味しく食べることができるんだろう?

各部位の違いってあるのかな?

なんて方が、居るとか居ないとか。

ちょっと待った!

サザエは旨い!

が、しかし。

サザエの各部位の違いを知らずに、

適当に食べてしまうと、せっかくのサザエが台無しに!?

なんてことがあるとかないとか。

そこで、今回!

サザエの各部位ごとの味わい(食感/味など)の違い、ジャリっと不快な砂はどこに入っているのか、硬く口に残るサザエの口(歯)の部分がどこにあるのか、サザエの苦い部分はどこなのか、肝の色の違い、可食部や不可食部についてなど、

まとめて解説していこうと思います。

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サザエ(姫サザエ)各部位について

※まず、下画像をご覧ください。

殻から取り出したサザエの部位を大きく分けると、身/貝柱/肝(ワタ)/口/ヒダ(ヒラヒラとした薄い部分)/エラ/砂袋/蓋となる。

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※殻から取り出した身を各部位に分けた様子。

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サザエ(姫サザエ)可食部について

※食べて食べられないということではないので、

どこを可食部とするかは難しい。

ただし、一般的に美味しく食べることができる部位としては、身/貝柱/砂の入っていない肝(ワタ)部分となる。

サザエ(姫サザエ)肝の色の違いについて

※先端のくるっと丸まった肝の色の違いについてだが、濃い緑色をしたものが雌(メス)のサザエ

白っぽい色をしたものが雄(オス)のサザエ

味わいの違いについてだが、濃い緑色をした雌(メス)の肝は、苦味が強い。

一方、白っぽい色をした雄(オス)の肝は、苦味が弱くコクがあるとされることが多いようだが、

実際に味をみれば(食べてみれば)分かるが、

実際のところ、砂の入っていないくるっと丸まった肝の先端付近などに、

気になるほどの苦味はない。

苦味が特に強い部分は、ヒラヒラと薄いヒダのような部分。

エラやエラ付近のワタのような部分にも苦味を感じる。

※下画像/サザエの貝柱の部分

身の下側についたツルッとした身のような部分。

この部分が殻にはりつくようについている、サザエの貝柱の部分。

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※身の下側にある貝柱の画像。

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※身と貝柱を切り分けた様子。

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※くるっと丸まった肝の先端を下とすると、

渦のような模様のある部分(砂袋)から下の肝には砂が入っていない。

美味しく食べることができる、肝部分。

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※下画像/サザエの身/貝柱/砂が入っていない肝部分

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サザエ(姫サザエ)不可食部について

※食べて食べられないということではないので、不可食とするかのは難しいが、

硬さや苦味、ジャリっとした食べて不快に感じる砂の入った部分、

見た目から、口にすることに抵抗を感じる方いる部分などを不可食部とすると、

見た目に抵抗を感じる方も居るかと思われる、

触角のある部分(見た目に抵抗を感じる方に限る)/その下にある赤みがかった色をした口(歯)/ヒラヒラとした薄い部分(ヒダ)/エラ/砂袋/殻や蓋となる。

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サザエ(姫サザエ)苦味を感じる部分

※実際に味をみてみれば(食べてみれば)分かるが苦味を感じる部分として、

赤みがかったような色をした、口部分を苦味を感じる部分とする方も、

居るようだが、口部分(歯含む)に関しては苦味自体は大してない。

苦味が強いのは、ヒラヒラと薄い部分(ヒダのような部分)とエラ(エラ付近のワタのような部分)となる。

※身の下側辺りにある、薄くヒラヒラとした部分(ヒダ)の画像。

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※薄くヒラヒラとした部分(ヒダ)の一部を外した様子。

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※ワタのような部分に覆うように(はりつくように)ついているエラの様子。

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※エラをめくった様子。

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※取り除いた、薄くヒラヒラとした部分(ヒダ)と、エラの画像。

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サザエ(姫サザエ)ジャリっとした砂を含む部分

※くるっと丸まった肝の先端から身に向かうとある、渦のような模様のある部分(砂袋)から、身側のワタのような部分に砂が入って(含まれて)いる。

渦のような模様の部分から先端側のくるっと丸まった、肝の先の部分には砂が入っていない。

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※くるっと丸まった肝の先端部分を下とすると、渦のような模様から下には、砂が入っていない。

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※渦のような模様がある部分から身側を上とすると、

渦のような模様の部分(砂袋)から、上側のワタのような部分に砂が入っている。

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サザエ(姫サザエ)触角の部分と口(歯)の部分

※身がポコっと膨らんだような部分を確認すると分かるが、この部分に触角のついた部分がある。

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※身のポコっと膨らんだ部分と、身の隙間に指を差し込むと分かるが、丸い穴のような部分がある。この部分が口になる。

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※身と触角の部分の間(隙間)に、包丁を入れ開いた様子。

身と触角のついた部分を開くと、赤みがかった丸がかった部分がある。

この部分が口(歯)の部分。

口(歯)の部分は、味をみれば(食べてみれば)分かるが、ジャリっガリっとして硬く口に残る。

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※下画像/(左)身と貝柱の部分。

※下画像/(右上)触角のついた部分(右下)口(歯)の部分。

触角のついた部分については、美味しく食べることができるが、見た目に抵抗があるようなら、切り外すなど、好みに合わせてお試しください。

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どうでしょうか?

いざサザエを食べてあれ?

思っていたのと違う。

苦いし、ジャリっとする。

うーん。なんか硬くて口に残るような部分がある。

と、なる前に。

各部位の違いを知っておくことで、

サザエの美味しさが倍増すること間違いなし!?

この機会に是非、お試しください。

サザエの塩茹で/作り方

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サザエの煮物(ふくめ煮)作り方

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様々な野菜や魚介、肉/各種ホルモンなどの下処理/下ごしらえ/レシピ/食べ方

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また、宜しくお願いいたしますぅ。

【板前レシピ】カブの茎や葉/皮の料理/レシピ/作り方

蕪(かぶ)は旨い!蕪の葉や茎!皮を無駄なく使って、【味噌汁の具】、サッと作れる【塩もみ】や【きんぴら】のレシピ/作り方/食べ方など、まとめて徹底解説!

うーん。蕪の皮を厚めに剥いたはいいが、何だかもったいないなぁ。

うーん。蕪に葉や茎がついているんだけど、

無駄なく料理に使うことはできないのかなぁ。

蕪の葉や茎を味噌汁に使ってみたんだけど、

青臭いような、臭いを感じる。

苦味を感じる。

青臭さや苦味の抜き方/取り方ってないのかなぁ。

アク抜きなどの、下処理/下ごしらえのやり方は、ないのかなぁ。

葉や茎、皮や切り落とした蕪を使って、サッと手早く作れる料理ってないのかなぁ。

なんて方が居るとか居ないとか。

ちょっと待った!

蕪の葉や茎、さらには蕪。

実はこれ!かなり、旨いのでございます。

が、しかし。

葉や茎の香りが好き!

葉や茎の味が好き!

この味わいがいいんだよなぁ。

と、思う方も居れば。

葉や茎が青臭い。

葉や茎が苦い。

アクがなければいいのになぁ。

と、思う方も居る。

人それぞれ好みや考え方が違うのが、料理の難しいところであり、

面白いところでもあるのでございます。

そこで、今回!

味噌汁の具として、使う場合の青臭さや苦味の取り方(抜き方)、アク抜きなどの下処理/下ごしらえはもちろん!

蕪の葉や茎、皮や切り落とした蕪を味噌汁の具や、

塩もみ、きんぴら、にそのときの状況に合わせて、使い分けることができる切り方などの、下処理/下ごしらえ。

手早くサッと作れる塩もみやきんぴらのレシピ/作り方など、まとめて解説していこうと思います。

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蕪(かぶ)/葉や茎/皮や切り落とした蕪の下処理/下ごしらえ

※表面についた汚れなどを洗い落とし、水気を切った蕪の上側、

葉や茎の付け根辺りを切り落としている様子。

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※土などの汚れが落ちているように見えるが、

茎の付け根辺りの、茎が束のようになっている部分にある、

茎と茎の隙間に入り込むように、多くの汚れが残っていることがある。

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※茎を一本、一本外すように、茎の付け根辺りを切り落とす。

下画像をご覧いただけば分かるように、しっかりと汚れなどを洗い落としたつもりでも、茎と茎との隙間(茎が重なるようになっていた部分)に、入り込むように、汚れが残っている。

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※茎を一本、一本、切り外したら、

再度、しっかりと土などの汚れを洗い落とし水気を切る。

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蕪(かぶ)の葉や茎の切り方

1 茎(葉つき)をまとめるように、横に向けて置く。

コツ!ポイント!

※必ずしも、葉や茎を同じ切り方にしなくてはならないということではない。

味噌汁の具、塩揉み、きんぴらを

サッと手早く、そのときの状況に合わせて、

作ることができるように(使い分けできるように)、

下処理/下ごしらえとして、このような切り方にしている。

※切り方に関しては、茎を長めに切るなど、好みに合わせて、お試しください。

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2 端から端(葉)まで、細く刻む(切る)。

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※茎と葉を細く切り終えた様子。

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蕪(かぶ)の皮の切り方

※解説では蕪の上側と下側を切り落とし、蕪を円形に剥いた際の皮を使用している。

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※剥き終えた蕪の皮の様子。

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1 皮を適度な長さに切り、少し横にズラすように重ね置く。

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2 少しズラすように重ね置いた、皮を端から細く(薄く)切る。

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蕪(かぶ)切り落とした蕪の切り方

※料理に合わせて、蕪を切り落としている様子。

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1 切り落とした蕪の下側(ひげ根)の部分を切り落とす。

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2 切り落とした蕪が厚いと、切り終えた蕪が太く(大きく)なり過ぎてしまうので、

厚みを調整する。

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3 少し横にズラすように重ね置く。

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4 端から細く(薄く)切る。

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※蕪の葉/茎を細かく、皮/切り落とした蕪を細く(薄く)切り終えた様子。

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蕪(かぶ)葉/茎/皮/切り落とした蕪のアク抜き/青臭さや苦味の抜き方【味噌汁の具】

1 鍋に水を入れ、火にかけて沸かす。

コツ!ポイント!

※基本的には、先に皮や切り落とした蕪を切ったもの→茎→葉と、入れ茹で加減が均等になるよう茹でる。

解説ではそれらの手間を省く方法として、皮や切り落とした蕪を細く(薄く)切り揃えている。

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2 葉や茎、細く(薄く)切った皮や切り落とした蕪を鍋に入れ2分~3分程度サッと茹でる。

コツ!ポイント!

※茹でる時間に関しては参考程度に考えること。

蕪は茹で過ぎるてしまうと、柔らかくなりドロドロと溶けたよう状態になり、形が崩れてしまう。

何分というより、目安としては切り落とした蕪(皮/白っぽい筋の部分ではない)に、蕪に火が入り、少し透けるような感じになったら、火を止めて湯を切るようにする。

※味噌汁の具として使う場合、

蕪に再度、火を通すことになる。

イメージとしては、適度な硬さを残すように茹であげる(下茹で)。

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※茹で終えた様子。

サッと下茹でしておくことで、茎や葉の青臭みや苦味(アク)を抜くことができる。

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※茹で終えた蕪の湯切りを済ませたら、流水にさらし、しっかりと冷ます。

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※茹で終えた葉や茎、皮、切り落とし蕪を水にさらす。

冷まし終えたら、ザルにあげしっかりと水気を切る。

※下茹でし、アク抜き(苦味や青臭さを抜く)を済ませることで、

味噌汁の具として美味しく食べることができる。

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蕪(かぶ)葉/茎/皮/切り落とした蕪を使った【蕪の塩もみ】の作り方

1 下処理/下ごしらえ(切るまでを済ませた)を済ませた葉や茎、

皮や蕪をボールなどに移し換える。

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2 塩をふりかける。

コツ!ポイント!

※塩抜きなどせずに、塩揉みを仕上げるのであれば、蕪の重量に対して1%~2%程度量の塩を使う。

ただし、今回は手早くサッと作ることを前提とし、

塩の量を測るなどの、手間を省く方法を解説している。

塩の量に関しては、難しく考えずにパッとふりかける。

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3 蕪に塩を絡ませるように、手早く揉む(塩揉み)。

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※塩を絡ませて置いておいても、水気を抜くことはできるが、手早く蕪を塩で揉み込むことで、時間を短縮して、蕪の水気を抜くことができる。

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※蕪を塩で揉むことで、手早く蕪の水気を抜くことができる。

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※手早く水気を抜き、時間を短縮して、蕪をしんなりとさせることができる。

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4 塩で揉み、蕪がしんなりとしたら水気を切る。

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5 味をみて塩気がキツイようなら、蕪を水にさらす。

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※塩を抜く時間を短縮する方法として、水にさらしている蕪を揉む。

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※味をみてよいと思うようなら、しっかりと水気を切る。

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※水にさらし塩を抜いた蕪の水気を切っている様子。

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※今回、とにかく手早くサッと作ることを優先して、解説している。

水気をぎゅっと絞り落とす。

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6 塩揉みなどを済ませた蕪をボールなどに移し換え、ゴマをサッとふりかけ、

菜箸などで、しっかりと混ぜ合わせる。

コツ!ポイント!

※蕪には塩気が入っているので、そのままでも美味しく食べることができる。

ゴマを合わせると、また違った味わいを楽しむことができる。

好みに合わせて、お試しください。

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7 器に、蕪の塩もみを見栄えよく盛り付ける。

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蕪(かぶ)葉/茎/皮/切り落とした蕪を使った【蕪のきんぴら】の作り方

1 フライパンを温め、油(ゴマ油など)を敷き、馴染ませる。

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2 切っておいた葉や茎、皮や切り落とした蕪をフライパンに入れ炒める。

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3 軽くフライパンふり(ヘラを使うなど)、蕪がしんなりとするのを目安に炒める。

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4 醤油と砂糖を合わせた、きんぴらのタレを入れ炒める。

※蕪のきんぴらのタレの目安としては、

甘めが好みなら、濃口醤油1、砂糖1程度。

甘さを控えるなら、濃口醤油1、砂糖0.5程度。

コツ!ポイント!

※きんぴらのタレをどれくらい入れるかについてだが、

目安としてはヒタヒタより少なめ。

フライパンの底が浸かる程度の少量で、充分に味をつけることができる。

ただし、一度に作る量やフライパンの大きさなど、状況が人それぞれ異なる。

参考程度(目安)に考え、調整すること。

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※タレを絡めるように炒める。

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5 全体が適度に色づき、水気が適度に詰まったら火を止める。

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6 器に見栄えよく、蕪のきんぴらを見栄えよく盛り付ける。

コツ!ポイント!

※一味唐辛子や七味唐辛子をサッとふりかけるなど、

好みに合わせて、お試しください。

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どうでしょうか?

蕪の葉や茎、皮や切り落とした蕪を

切り方まで合わて、下処理/下ごしらえとして済ませることで、

状況に合わせて、サッと手早く料理することができる!

蕪の葉や茎、さらには皮!

これが実に旨い!

この機会に是非、お試しください。

様々な野菜や魚介、肉/各種ホルモンなどの下処理/下ごしらえ/レシピ/食べ方

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それでは皆様、お付き合いありがとうございました!

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